引っ越しってやらなきゃいけない手続きがいっぱいあるけれど、漠然としてて何から手をつけて良いのかわからないですよね。
この記事ではどんな手順で手続きをすればいいか。
筆者が実際に沖縄移住する前とした後にやったことについて解説します。
Contents
引越し前にやること
引越し前にやることはこちら。
たくさんあるので引越し予定日から逆算してスケジュールを立てましょう!
移住が決まったらやること
・引越し先の家探し
・賃貸に住んでる場合は退去の連絡
・荷物の整理
・引越し業者への見積もりの依頼
引越し1ヶ月前くらいに時間を見つけてやること
・クレジットカード、銀行、保険など諸々の住所変更
・インターネットや電話回線の移転または解約
・郵便物の転送サービスの申し込み
引越し1〜2週間前からやること
・役所への転出届、印鑑登録の抹消手続き
・郵便物の転送手続き←意外と時間がかかる
・電気ガス水道の移転または解約手続き
・引越し先の電気ガス水道の開通手続き
・社会保険または国民健康保険の住所変更手続き
役所で書類をもらっておくとスムーズ
引越しシーズンの3月は役所がとっても混む時期。うっかり昼ごろに行っちゃったりすると順番待ちの札を持った人がずら〜っと椅子に座っています。
この時期に移住する場合は、事前に届出の用紙をもらって自宅で書いておきましょう。
役所へ書類を提出しに行くときは朝イチで役所の窓口へ行けば、混雑に巻き込まれることがありません。
荷物の整理は早めに
沖縄への引越し費用はとっても高額!
引っ越し費用の節約のためにも荷物を整理して、不用品はリサイクル業者へ持って行くのがおすすめ。
荷物を整理して段ボールに詰めていく作業は思った以上に時間がかかるので、早めに荷物の整理を始めましょう。
銀行口座をどうするか考える
沖縄には大手メガバンクの支店がありません。
家賃の引き落とし口座などとして、沖縄銀行・琉球銀行・海邦銀行あたりの口座が必要になります。
沖縄への引越しが永住なのか未定なのかにもよりますが、あまり使っていない銀行口座があれば解約をしておいてもいいと思います。
車は持って行くか買い替える
車を持っている場合は、沖縄へ持って行くのか廃車して新しい車を買うのか検討を。
沖縄へ車を運ぶのは車両輸送業者に依頼します。
車両輸送の費用や業者についてはこちらの記事で。

移住後にやること
引越しをした後は荷物の片付けや買い物など新生活の準備でバタバタしますよね。
しかし引越し後には期限ないにやらなくちゃいけない手続きもいくつかあるので、忘れないよう予定を組みましょう!
①ガスの開栓の立ち会い
②転入届/役所
③国民健康保険/役所
④運転免許証/警察署
⑤車庫証明/警察署
⑥車の住所変更/陸運局または軽自動車検査協会
引越し後2週間以内にやること
引越しをしてから14日以内に手続きをしなくちゃいけないものは早めに済ませましょう。
転入届は引越し先の市区町村の役所へ提出します。
引越し前、転出届を出したときにもらった転出証明書と印鑑・身分証を忘れずに持って行って下さいね。
国民健康保険に加入している人は、こちらも役所で手続きが必要です。
同市区町村内の引越しの場合は住所変更だけで大丈夫ですが、県外からの沖縄移住の場合は引っ越し前に資格喪失手続きをしているはずなので、新しく国民健康保険への加入手続きをすることになります。
転入届とまとめてやっちゃいましょう。
社会保険に加入している人は会社へ申請するだけなので簡単です!
運転免許証は「すみやかに」
運転免許証を持っている人は、最寄りの警察署へ行って住所変更の手続きをしなくてはいけません。
新しい住所がわかるもの(住民票や健康保険証)と印鑑を持って行けば、すぐに免許証の住所の書き換えをしてくれます。
期限ははっきりとしていませんが「すみやかに」変更するように、となっています。
万が一のときのために早めの手続きをおすすめします。
車庫証明は15日以内
車を引越しとともに沖縄へ持って来た人は、警察署で免許証の書き換えと一緒に車庫証明の申請もしましょう。
期限は保管場所を変更してから15日以内です。
これはちょっと面倒で、申請書・車庫の配置図・保管場所使用権原疎明書面(自分の持ち家の敷地内に車を止める場合)などを書く必要があります。
賃貸の駐車場の場合は、保管場所使用権原疎明書面ではなく不動産屋さんに保管場所使用承諾証明書を発行してもらわなくちゃいけません。
私はこの証明書を発行するなら5万円必要って言われました。
けれど私の住むエリアは、軽自動車なら車庫証明の申請が要らないということが分かりラッキー!軽自動車の車庫証明は場所によって必要・不必要と違うみたいですね。
車庫証明は即日発行はできないので、後日もらいに行きます。
車やバイクの住所変更
車・バイクの住所変更は管轄の陸運局で。軽自動車の場合は軽自動車検査協会で、原付バイクは役所で申請します。これまた期限は引っ越してから15日以内です。
住民票・車検証・印鑑・普通自動車の場合は車庫証明も用意していきます。バイクの場合は廃車証明書とかが必要みたいですが、バイクを持っていないのでよく分かりませんww
申請書はなんだかたくさんあるので、陸運局で教えてもらいながら書きました。
ナンバープレートも換えなくちゃいけないので、手続きする車に乗って行って下さい。
なみにナンバープレートを作るのに手数料が何千円かかかります。
子どもがいる場合の手続き
まず引越し前の手続きはこちら。
・子どもの通っている学校や幼稚園または教育委員会に連絡をする
・引越し先の教育委員会に連絡をする
・入学する学校に電話をして先生から説明を聞く
在籍中の学校や幼稚園から書類を送ったりするので、移住が決まったら学校には早めに連絡をした方がいいと思います。
引越し先の教育委員会に直接行けない場合は電話と郵送でもやり取りが可能です。
引越し先の教育委員会に連絡した後に学校にも直接連絡をするのですが、新入学のタイミングの引越しの場合は入学説明会に参加できるかできないか伝えましょう。
次に移住後にやったことです。
・役所で公立学校への転入手続き
・学校の家庭調査票などの書類受け取り
・学用品の準備
役所で転入届を提出した後に新しい住所になった住民票を発行してもらい、学校教育課へ提出しなくてはいけません。
そこで転入学通知書がもらえるので、転入先の学校へ提出して入学となります。
体操着や帽子など学校で必要なものがありますが、沖縄は大体のものがスーパーで購入できますよ。

以上、引っ越し前後の準備や手続きについてでした。
やることが多くて気が遠くなりますが、実際には更に銀行の口座開設をしたり色々あると思います。
新しい生活のスタートは大変なことも多いですが、頑張って効率良く片付けちゃいましょう〜!