沖縄の星空を見たことはありますか?
きっと沖縄旅行に来たことがあっても、星空を見ずに寝てしまった…そんな方も多いはず!
背の高い建物が少なく、空が広い沖縄だからこそ味わえる天然のプラネタリウム。
星空が落ちてくるような感動体験を味わってほしい!
次の旅行プランにぜひ組み込んでみてくださいね♪
Contents
沖縄の星空が見えるスポット一覧

★沖縄本島の人気エリア★
・知念岬公園(南部)
・百名ビーチ(南部)
・残波岬(中部)
・茅打ちバンタ(中部)
・辺戸岬(北部)
・万座毛(北部)
・国頭村森林公園(北部)
★離島の人気エリア★
・古宇利島(沖縄本島)
・伊計島(沖縄本島)
・与那覇前浜ビーチ(宮古島)
・東平安名崎(宮古島)
・比嘉ロードパーク(宮古島)
・牧山展望台(宮古島)
・西桟橋(竹富島)
・西表石垣国立公園(八重山郡)
・石垣島天文台(石垣島)
・波照間島星空観測タワー(波照間島)
・その他の離島(下の章で詳しく説明)
※西表石垣国立公園は、日本では初の「星空保護区」に認定されています。
星空を見に行くために旅行するのか、それとも旅行先がすでに決まっていて近くで探すのか。
それによって見に行く場所が決定すると思いますが、那覇空港からのアクセスを考慮すると南部が一番近いです。
泊まるホテルの近くで星空スポットを探してみましょう。
沖縄本島の、南部・中部・北部がどのあたりかわからない場合はこちら↓

他の場所でも星空は見える?

沖縄は星空が見えるポイントがたくさんあって、街明かりが少ない場所なら星空が綺麗に見えます。
離島は雲がない晴れた夜の空であれば、たいてい綺麗に見れます。
例えば、少しマイナーかもしれませんが「波照間島」は星空に一番近い島と言われていますし、沖縄本島の車で行ける離島である「伊計島」や「浜比嘉島」も星空がとっても綺麗に見えます。
こんな場所は避けて
夜のネオンが届いてしまう街中や、大きなホテルや飲食店が並ぶような場所はあまりよく見えないケースが多いです。
例えば、さきほど書いた離島の例で言うと…
那覇市に近い南側よりも北の方へいくと美しい星空が見えるケースがあります。
(南に那覇があるので、街明かりやリゾートホテルなどの光が強すぎて影響してしまいます)
星空を見にいく前に「星空指数」をチェック

星空指数とは、その日の夜空が天体観測に適しているかを表す指数のことを言います。
簡単に言うと、綺麗に見える日と、そうでない日がある訳ですね。
雲が多い日は星が隠れてしまって綺麗に見えません。
そういったお天気や月の満ち欠けを考慮して星空指数は計算されています。
↓沖縄県の星空指数をチェック
https://tenki.jp/indexes/starry_sky/10/50/
指数の数字が大きければ大きいほど、星空が綺麗に見える可能性が高くなっています。
また、新月の前後1週間は綺麗に見える可能性が高いと言われていますよ。
見にいく前に必ずチェックしてから行くようにしましょう♪
沖縄で星空を楽しむベストシーズン
ベストシーズンは春〜秋にかけて。
冬は暖かくてすごしやすいイメージがあるかもしれませんが、実はカラッと晴れる日が少ないのです。
空に雲がかかっていると、星空は綺麗に見えません。
何種類の星座が見える?
88種類あるうちの、なんと80以上の星座を観ることのできると言われています。
本土に比べて町の光が少ないのもありますが、大気が安定している事と、強い偏西風のジェット気流が吹いていないため、星を観測するのに適しているんだそう。
沖縄で星空を楽しむ準備

持ち物は何が必要?
できればスマホではなく一眼レフやミラーレスカメラ、三脚。
それとレジャーシートと虫除けがあると便利ですよ。
夏だけでなく、9月〜10月あたりでも普通に蚊がいます。
肉眼でも十分にきれいに見えますが、天体望遠鏡や双眼鏡を持っている方は持っていってもいいと思います。
星空を綺麗に撮影するには
先ほど書いたように、一眼レフなどの高性能なカメラがおすすめ。
スマホでは撮影時にブレてしまったり、やはり限界があります…
旅行のこの1度のために高価なカメラを用意するのもなぁ…なんて方は、カメラレンタルを利用すると良いですよ。
安全に沖縄の星空を楽しむために

魅力いっぱいの星空観測ですが、離島になると人が周りにいない場合が多いので必ず数人で行くようにしましょう。
また、危険な生き物に出くわすケースもあります。
毒のある生き物には注意して
沖縄には毒ヘビのハブや、海の中にもハブクラゲやオニダルマオコゼなどが生息しています。
ハブの毒性は強く、もし噛まれてしまったら入院になるケースが多いそうで、足元が見えないような草むらに入ることは避けて充分に注意してくださいね。
草むらを通ってビーチに出るようなマイナーな場所などは特に危険です。
ハブに噛まれた場合、医療の発展により今現在では死に至ることは稀ではあるみたいですが…
1年で70名近くの方がハブに噛まれているみたいです。
夜の海に入るのも危険が伴います。
沖まで行く方はいないと思いますが、足だけつかるくらいなら…そう思う方もいるかもしれません。
5~10月に発生することが多いようで、流れの穏やかなビーチは特にクラゲが滞留しているケースがあるので注意しましょう。
背びれに毒のついたトゲを持つオニダルマオコゼは、干潮の岩場にや浅瀬のビーチにいるケースがあります。
背ビレにある針はとても鋭く硬いので、ビーサンやマリンブーツを簡単に貫通してしまいます。
しかも恐ろしいのが、岩に擬態して見つけるのが困難なこと。
うっかり踏みつけてしまって足などに刺してしまうと、背びれの棘からストナストキシンという猛毒性の液を注入されてしまいます。
毒性はハブの数十倍と言われていて、プロのダイバーさんでも死亡例があるほど。
しっかりした靴で行く
毒のある生き物を踏まないという理由の他にも、浜辺にはサンゴのかけらや貝など、尖ったものが多く怪我の原因になります。
干潮の塩がひいている時間なら、サンゴや琉球石灰岩があらわになっていることも。
しっかりしたスニーカーなど、靴底が厚いものが個人的にはおすすめです。
特に夏はサンダルで行かれる方も多いかと思いますが、サンダルを貫通して怪我をするケースもあります。
僕と同じように怪我をしない人が現れないように願ってます…(切実)
岩場はとくに危険です。
虫対策を忘れずに
沖縄は暖かいので、蚊がいる時期も長いです。
植物が茂っている場所はもちろん、秋でも蚊がいますから、肌の露出を減らすなど工夫をするか虫よけアイテムを持って行きましょう。
危ないなと思ったら行かない
草むらは避ける、浅瀬でもビーチに足を入れない、見えない場所は特に気をつけて星空観察を楽しんでくださいね。