沖縄本島のうるま市北東に、那覇空港から車で行ける伊計島という小さな離島があります。
島自体の面積は小さいものの、大きな魅力があるのです!
(周囲7.49km、車なら10分程でぐるっと一周できるくらい)
超透明なビーチで魚と一緒に泳いでマリンスポーツを楽しめるし、絶景写真が撮れる場所も点在。そして何より、沖縄らしい自然をたっぷりと満喫できる場所なのです。
旅行前の予習として、最後まで読んでみてくださいね♪
Contents
透明度抜群!お魚が懐いてくる不思議なビーチ
やはり何といっても海の透明度!
「沖縄の海は綺麗」と言うのはみんな共通している認識だと思いますが、実はどこも同じ透明度ではないのです…
例えば、沖縄本島より宮古島の方が海が綺麗だよね〜なんて言われたりするのですが、正直ここは負けてないと思っています!
(宮古島も好きですけどね!笑)
そのくらい海は綺麗ですよー!
メインで遊べるビーチが2つあるので、詳しく違いを解説していきますね。
まるで水族館のようにお魚と触れ合える大泊ビーチ
大泊ビーチはウミガメも産卵に訪れるほど美しい天然のビーチ。
(沖縄には沢山のビーチがありますが、実は人工的に作られた場所も多いんですよ)
銀色に輝くコバンアジ、しましま模様のオヤビッチャなど、南国感漂うお魚が人に慣れているので近づいてきますよ♪
ビーチに入るまでの通路が1車線でワダチだらけだったり、アクセスが良いとはお世辞にも言えませんが行ってみて損はないと思いますよ。
更に詳しくはこちらの記事にて解説してます↓
設備が整った伊計ビーチ
個人でシュノーケルをしたり、自然感を楽しむなら大泊ビーチですが、小さなお子さんがいたり、ある程度しっかりした設備を求めるなら伊計ビーチがおすすめ。
マリンアクティビティも充実しています。
家族連れならガラスボートも良いでしょうし、若い方ならバナナボートやウェイクボードも盛り上がるはず。
※ウェイクボードとは、マリンジェットで引っぱってもらって水の上を滑る水上版スノーボードみたいなもの。
食堂やパーラーもあるので、1日ゆっくり過ごせるはずです。
浜辺の長さ(大きさ)は大泊ビーチより小さめですが、違った良さがありますね!
違いが一目瞭然!ビーチ比較表
– | 大泊ビーチ | 伊計ビーチ |
駐車場 | 有料 | 無料 |
レストラン | なし | あり |
シュノーケル | OK | OK |
雰囲気 | ローカル | 観光地ぽい |
遊泳エリア | 広い | やや広い |
海の透明度 | 高い | 高い |
マリンアクティビティ | 無し | 充実 |
設備の充実度 | 簡易的 | 充実 |
補足しますと、海の透明度はどちらもあまり変わりません。
マリンスポーツなら伊計ビーチ、お魚とたわむれたいなら大泊ビーチという感じで遊ぶ目的によって選ぶといいと思いますよ〜!
名前のない穴場ビーチについては、下の章でご紹介してます↓
ビーチだけじゃない!伊計島の魅力
せっかく行くのならビーチで泳ぐだけではもったいない!
SNSで話題の絶景フォトスポットや、島を歩いてローカルな島の雰囲気を満喫しちゃいましょう♪
絶景のオンパレード!
小さな島ながら高低差があるので、絶景写真が撮れるスポットが多く点在します。
伊計大橋は手前に車を駐車できるスペースがあるので、シーサーを入れて記念撮影してみて。
浅くて淡いブルーから深く濃いブルーになっていくコントラストは感動モノです!
小さな島なので、車で一周しながら絶景を楽しんでみてくださいね♪
ローカル感を満喫!島歩きでのんびり時間を過ごす
ちょっと「通」な島旅が好きな方には、島をぐるっと歩いてみるのもGOOD♪
まだ知られていない島の魅力が詰まっていますよ。
ビーチは「観光地」のような雰囲気が多少ありますが、島には約230人、世帯数は109世帯が暮らしていて、島の暮らしが垣間見えます。
沖縄の原風景とも言える瓦屋根の古民家があったり、大きなガジュマルの木や、琉球石灰岩に植物のつるが生い茂っていたりと、とってもフォトジェニック。
まるで時間が止まったような錯覚に…夢中でシャッターを切ってしまいます。
自生する植物も美しい。
花がゆらゆらと風に揺れるその姿に、安らぎを覚えない人はいないでしょう。
防風林として使われているフクギの木々も味わいがありますね。
フクギ並木と言えば、北部にある備瀬周辺が有名ですが、実は沖縄のあちこちの集落で見ることができます。
知られていない穴場ビーチ
島を歩いて進んでいくと、観光客はまずこない穴場ビーチが。
なぜ観光客がまず来ないかと言うと…
名前のついていないビーチであること。
そしてGoogleマップにも載っていないんです。
こんな場所を見つけられるのも、島歩きの醍醐味ですね〜。
聞こえてくるのは波の音、そして鳥のさえずりだけ。
遠くで釣りを楽しむ釣り人がいるくらい。
こちらの穴場ビーチに行く場合は、「伊計島亀岩龍宮神」をMAPで目指すとたどり着けますよ♪
穴場ビーチのすぐ近くに漁港もありますよ。
少しぬかるんでいる箇所があるので、すべらないように注意して。
島民のコンビニ、共同販売店に立ち寄ってみる
島人が運営する共同販売店は今でいうコンビニのようなもの。
この「共同販売店」って、馴染みがない方も多いと思いますが沖縄各地で見られるんですよ。
品揃えがとってもユニークで、おばあが作ったお惣菜やお菓子(サーターアンダギーなど)が売られていたり、島野菜を売っているお店も。
見つけたら是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとマニアックな伊計グスク・仲原遺跡
グスク(お城の跡地)など歴史に触れたい方は遺跡めぐりも楽しいかも。
ちなみに上の写真にある石像?は、外界からの邪悪なものが「島」に入ってこないようにと邪気払いの役目をはたしていると言われています。
カフェはある?食事処は
残念ながら伊計島内にCAFEはありません…
パーラーやビーチの食堂で食べるか、少し車を走らせて隣の島に移動するかして食事をする必要があります。
目的で選ぶ、伊計島のホテル3選
ゴージャスに宿泊するなら「AJリゾートアイランド伊計島」
沖縄の数少ない温泉のあるホテル。
動物に餌やり体験ができたり、ファミリーにはぴったりのホテル。
プライベートビーチもあり、贅沢な時間が過ごせます。
露天風呂で星空を眺めるロマンチックな夜を「はなりびら」
集落の中にひっそりと佇む隠れ宿はなりびら。
全5室のこじんまりとしたホテルで、全室ベランダに露天風呂があるので星空と海を眺めて最高の癒し時間を楽しめます。
一軒家貸切型で子連れでも安心「THE SEA」
一軒家貸切型の宿なので子連れでも気兼ねなく泊まれるのがいいところ。
宿の前にはビーチがあるので、朝早く起きて浜辺を散歩しながらシーグラスを拾ってみたりしても良いかも♪
他のお客さんを気にしなくて良いのは良いですね!
伊計島の基本情報
アクセスマップ・所在地
〒904-2421
沖縄県うるま市与那城伊計
伊計島(いけいじま)へ行くには沖縄本島中部のうるま市に行き、
そこから勝連半島→平安座島(へんざ島)→宮城島(みやぎ島)と、橋でつながった2つの離島を経由して車で移動します。
那覇空港から車で約1時間30分ほど。