「沖縄はいつ梅雨明けするか?」
旅行を計画している人には大きな問題ですよね。
沖縄の梅雨の天気。
そして6月・7月の旅行のメリット&デメリットを沖縄在住ライターが解説します!
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沖縄の梅雨はいつから始まるの?

「日本一早く梅雨入りしました」と例年ニュースになる沖縄の梅雨。
梅雨入りは平年5月9日ごろ・梅雨明けは6月23日ごろ。
梅雨が続くのは約40日間です。
関東甲信越の梅雨入りは6月8日ごろ・梅雨明けが7月21日ごろなので、日数は変わりませんが約1ヶ月早い梅雨となります。
2018年の梅雨入りは6月1日ごろ・梅雨明けが6月23日ごろと22日間のとっても短い梅雨でしたが…2019年は5月16日ごろから7月10日ごろまでとかなり長い梅雨でした。
2011年には4月30日ごろに梅雨入り、6月9日ごろ梅雨明けなんてことも。
梅雨明け予想は?
平均で言えば、5月11日に梅雨入りしたので40日後となると…
2020年の梅雨明けは6月20日ごろになります!
しかし天気予報を見ていると今年の梅雨は例年より短い可能性、とのこと。
5月末現在、雨の日も少ないのでもしかしたら短い梅雨になるかも知れませんね。
沖縄の梅雨は東京とはちょっと違う

沖縄も関東も梅雨の日数的には同じですが、雨の降り方がちょっと違います。
ザザーっと降ったら止んで、またザザーッと降ったり、スコールのようです。
雨予報の日も急に晴れたり、かと思いきや雨雲が猛スピードで迫ってくることもあります。
雨がしとしと降る…ということは少なく、熱帯地域ならではですね。
過去年の降水量と平均気温を調べてみました。(気象庁のデータ参照)
年月日 | 降水量(mm) | 1日の平均気温(℃) |
2018年5月 | 33.0 | 25.6 |
2018年6月 | 218.5 | 27.8 |
2018年7月 | 429.0 | 28.3 |
2019年5月 | 208.5 | 24.2 |
2019年6月 | 595.5 | 26.5 |
2019年7月 | 284.0 | 28.9 |
2018年は梅雨が6月1日〜6月23日ごろが梅雨だったのに、梅雨明けした7月の方が降水量かなり多くなっています。
2019年は梅雨が長かったためか、沖縄の梅雨の降水量の平年比138%!
この10年の中で最も多い降水量でした。
6月と7月どちらがおすすめ?
ここまで説明したように、梅雨入りが4月になることもれば梅雨明けが7月になることもあるし、期間が22日だけなこともあります。
当たり前すぎることですが、「絶対に梅雨明けした沖縄に行きたい!」と言うことであれば7月中旬以降の旅行をおすすめします。
しかし6月・7月どちらの沖縄旅行にもメリットとデメリットが。
6月の沖縄旅行のメリット
・7月より航空券もホテルの宿泊費も安い
・観光スポットがそこまで混んでいない
6月の沖縄旅行のデメリット
・カラっと気持ちよく晴れる日は少ない
・湿度が90%を超えることもあってかなりジメジメ
・雑誌で見るような青い空と海を見れる可能性は低め
梅雨でも雨が毎日降るわけではありませんが、旅行中に豪雨の日が続く可能性がないとも言えません。

デメリットを見ると梅雨のマイナスイメージが強いかと思いますが、やっぱり航空券と宿泊費を安く抑えられるのは大きな魅力!
その分買い物や食事代に回したり、ホテルのグレードをアップさせるのもありなんじゃないでしょうか。
憧れのブセナとかハイアットに泊まってホテルでのんびり過ごすのも贅沢ですよね。
7月の沖縄旅行のメリット
・梅雨が明けると天気が良い日が多い
・8月、9月、10月よりは台風が来る可能性が低い
7月の沖縄旅行のデメリット
・海の日の連休あたりから航空券もホテルの宿泊費もどんどん上がっていく
・ビーチも観光スポットも混んでいる
・紫外線が強くて日焼けする
やはりお天気が良いということは最大の魅力。
その分どこも混んでいるし、ジリジリ照りつける日差しで速攻日焼けするので美白派の人には1つのデメリットになりますね。
7月に入った頃からいろいろな費用が少しずつ高くなっていきます。
そこまで屋外でのアクティビティにこだわりがない・食事やゆっくり過ごすことが目的な人は雨を覚悟して6月もあり。
主に海や屋外で遊びたい人はやっぱり7月の方がベターだと思います。
梅雨でも遊べるスポット
雨の日でも遊べるスポットを5つご紹介します。
屋外にあんまり出ることなく周れるスポットを厳選しました。
入場無料エリアがある琉球村

雨の日はやっぱり琉球村!
無料で入場できる「沖縄の駅ちゃんぷるー」というエリアでは、沖縄の伝統文化の体験やクラフト体験などができます。
エイサーを見ながら食事をできるスペースがあるので、半日くらいは遊べそう。
沖縄県恩納村字山田1130
営業時間/9時〜17時30分
定休日/不定休
入場料/大人(16才以上)1500円・高校生1200円・小中学生600円
WEB/琉球村公式サイト

工房が集まるやちむんの里

19のやちむん工房が集まるやちむんの里。
それぞれの工房の前に駐車場があるので、雨の日は車で移動を、雨が降っていなければぜひ歩いて散策をしてみて下さい。
ジブリに出てきそうな可愛くてのどかな雰囲気です。
工房では訳あり品が安く売ってたりするので要チェック。
沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2653-1
営業時間/工房による
定休日/工房による
WEB/読谷村観光協会公式サイト
定番スポット・美ら海水族館

雨の日といえば美ら海水族館。
雨だったら館内で大水槽のジンベイザメを見たりヒトデを触ったり。
カフェ「オーシャンブルー」で泳ぐ魚を眺めながらお茶をするのも良いですね。
雨が止んでいたら隣接する海洋博公園に移動して、イルカショーを見たりイルカの餌やり体験もしてみましょう。
沖縄県国頭郡本部町字石川424
営業時間/8時30分~18時30分(3月~9月は20時まで)
定休日/12月の第1水曜日・その翌日
入園料金/大人1880円・高校生1250円・小中学生620円
WEB/美ら海水族館公式サイト
大人も楽しめるナゴパイナップルパーク

駐車場からパイナップルパークの入り口までパイナップルトレインに乗って移動。
園内では自動のカートに乗った後、植物園を歩いてお散歩。
フォトスポットがたくさんあるダイナソーアドベンチャーツアーをしたら、お土産探しを。
広いお土産・イートインスペースは試食もたくさんあって大人も子どもも楽しめます。
沖縄県名護市為又1195
営業時間/9時~18時
定休日/不定休
入園料金/大人(16才以上)1000円・子ども(4才〜15才)600円
WEB/ナゴパイナップルパーク公式サイト
お買い物天国!浦添のパルコシティ

沖縄に来てまでパルコに行きたくないよ〜と思ったあなた!
浦添のパルコシティには沖縄ならではのお店がたくさん入っているんです。
・きじむなぁ
沖縄のタコライスカフェ。オムレツの乗ったタコライスが激うま。
・鳥と卵の専門店 鳥玉
鮮度抜群の琉球卵を使用していて親子丼やチキン南蛮が人気のお店。
・A&W
・沖縄好きにファン多数のハンバーガーショップ。
・ブルーシールアイス
言わずも知れたアイスクリームやさん。
・ステーキハウス88
創業40年超の沖縄を代表する老舗ステーキレストラン。
・SuiSavon-首里石鹸-
沖縄の植物や果物などを原料にした沖縄らしいスキンケアアイテムのお店。
・Chocolate Jesus
沖縄発のストリートブランドセレクトショップ。若者に人気のRIP N DIPの正規取扱店で、おしゃれアイテムが揃っています。
・御菓子御殿
あの紅芋タルトが買えます。
・沖縄宝島
沖縄のお土産品のお店。
・サンエー
沖縄の大手スーパー。沖縄でしか買えないお菓子や調味料を探すのもおすすめ!
この他にも沖縄にしかないお店がいくつもあります。
雨がひどい日にはパルコシティで沖縄グルメを楽しんで、ゆっくりお土産探しをしてみては?
沖縄県浦添市西洲3-1-1
営業時間/10時~22時
※飲食店など営業時間が異なるお店もあります
WEB/パルコシティ公式サイト
梅雨の沖縄旅行はレンタカー必須

梅雨の沖縄はいつ豪雨が降るかわからないので絶対にレンタカーがあった方がいいと思います。
レンタカーも梅雨の方が料金が安くなっているので借りておきましょう。
