「ジョン万ビーチ」の名で親しまれるジョン万次郎ビーチ。
江戸時代末期にアメリカ大陸に日本人として初めて上陸したジョン万次郎が、日本に帰国した際に上陸したのがここ。
別名「大度浜海岸」とも呼ばれ、ダイビング・シュノーケリングスポットとして人気の場所です。
そんなジョン万次郎ビーチの様子や遊ぶ際の注意点など解説します。
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マリンアクティビティにぴったり

那覇空港から国道331号線を走ること約30分、短時間で簡単にアクセスできることもあり人気のジョン万次郎ビーチ。
満潮時は沖縄では数少ないサーフスポットですが、干潮時はシュノーケリングや磯遊びをするファミリーで賑わいます。

駐車場から坂道を降りるとビーチに到着。
広々した海岸で、はじっこにテントや椅子を広げてゆっくりと過ごしている人がたくさんいます。

前には海・後ろには山、南部の海らしい風景の自然豊かな場所です。

砂浜にはゴロゴロした石がたくさん落ちていて、南国のビーチらしい雰囲気ではありません。

波風が立っていないときの海はなかなか透明ですが、足を踏み入れた途端に砂が舞って濁ってしまいます。
危険なポイント・注意点すること

まず1つ目の危険なポイント。
写真を見て分かる通り、干潮時はかなりとがった琉球石灰岩がむき出しになっていて足元が悪いです。
サンダルで歩いている人もいますが、転んだりぶつかるだけでも危ないのでマリンシューズの着用をお勧めします。
2番目に、リーフカレントが発生すること。
岸から沖に向かって潮の流れが早いところがあるので、必ずライフジャケット類も着用して複数人で遊びましょう!
クラゲ除けネットはなく監視員もいないので、1人だけで遊ぶのは危険です。
そして3つ目。
危険なことではありませんが海ガメの産卵時期には注意が必要です。
ジョン万次郎ビーチには5月〜9月ごろになると海ガメが卵を海に来ることで有名。
そのため産卵期の砂浜でのキャンプはNGです。
珍しい海の生き物たち

磯遊びやシュノーケリングをするポイントまでは浜辺から数分歩きます。
この辺りはリーフに囲まれていて波が穏やかなので、シュノーケリングを楽しむ子どもがたくさん。
ベラ・スズメダイ系の魚やウツボもいました。

このリーフの向こうは波がある部分もあるので注意。

あちこちにあるタイドプールにはルリスズメダイやレモンスズメダイ・イシモチなどたくさんの小魚が泳いでいます。

サンゴも生き物もかなり豊富です。

タイドプールでタコを捕まえました。
最初は白かったのにこんな色に変身。

シャコも発見!
強力なパンチで攻撃してくるので気をつけて。

そして初めて見る謎の魚。
体は薄くて銀色、長い職種のようなものをひらひらさせながら泳いでいました。

ジョン万ビーチの設備

ビーチから離れていますが大きな東屋があります。
この休憩スポットは人気らしく団体さんが占拠していることも。

東屋の前にはトイレがあります。

こちらはシャワー。
男女別ではなく小屋の中に個室がいくつかあるタイプ。
シャワーは温水も出ますが、水量がすごく少なくてチョロチョロと出る程度です。
トイレ | あり |
シャワー | あり(1人300円) |
ロッカー | なし |
監視員の有無 | なし |
売店・パーラーなど | なし |
ジョン万次郎ビーチの基本情報

遊泳期間/特になし
遊泳時間/特になし
利用料金/なし
駐車場/あり電話番号/098-840-3100(糸満市観光協会)
アクセスマップ・所在地
沖縄県糸満市字大度
※那覇空港から車で約30分
2ヶ所の駐車場

ビーチについたら右側の道へ進むと約30台分の無料駐車場があります。
オンシーズンはあっという間に満車になってしまうのでそんなときは有料駐車場へ。

入り口正面にある方で、駐車料金は1回300円。
夏季のみ営業していて冬は無人で開放されています。
ジョン万次郎ビーチの寄り道スポット
海でいっぱい遊んだら天ぷら食べよ〜!
天ぷらだけじゃ足りない人はいまいゆ市場で海鮮丼も。
車で約20分で着きます。
