沖縄移住をしたいと思ったときのネックが仕事です。
「転職したら給料は下がっちゃう?」「どんな仕事があるんだろう?」
などなど不安なことがたくさんありますよね。
そこで今回は、実際に沖縄に移住したライターかっしーが、沖縄の平均給与や移住者に多い職業、転職するために移住前にできることを解説します。
沖縄移住してもしっかり収入を得たいという人はぜひ参考に読んでみてください。
Contents
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沖縄で転職した場合の平均給与

「沖縄は給料が安い」という話はをみなさん聞いたことがあるかと思います。
実際のところどれくらい安いのか、平均給与を調べてみました。
令和元年に行われた賃金構造基本統計調査(厚生労働省が実施している賃金に関する調査)では、なんと47都道府県中40位。
最下位ではなくてホッとしましたが、決して給与がいいとはいえない結果ですね。
東京都の平均給与と比較するとこんな感じ。
平均年収:622万2,900円
平均月収:41万800円
【沖縄県】
平均年収:369万4,800円
平均月収:26万5,300円
東京と沖縄の平均月収を比較すると、その差はなんと145,500円!
この結果はあくまでも目安ですが、「給料が安い」という声は移住者からも多く上がっています。
沖縄で給与が高い企業

沖縄県内で給与の高い企業はこちらです。
2位 沖縄電力 575万円
3位 オリオンビール 469.8万円
4位 サンエー 444.3万円
5位 沖縄銀行 439.5万円
沖縄の企業別の年収ランキング(30歳推定年収)を調べてみると、上位には沖縄を代表する企業が名を連ねていました。
このあたりは沖縄では誰でも知っているような有名企業!
狭き門なので就職するのはなかなかハードルが高いとは思いますが、魅力的なお給料ですね。
沖縄移住で転職しやすい仕事

次は、求人募集が多い職種を、沖縄企業が運営する求人サイトAgreを見てリサーチしてみました。
2位/建設・土木・製造・工場
3位/事務・オフィス
医療系はやはり求人が多いですね。
事務・オフィス系も意外と少なくありませんでした。
飲食店・スーパーなどの販売職は求人件数は多いけれど、ほとんどがパート・アルバイトでの求人。
その他の職種についても、全体的に正社員よりもパート・アルバイトの求人が多いな、という印象です。
沖縄移住した人たちの職業は?

それでは、実際に沖縄に移住した人達はどんな仕事をしているんだろう?と気になる人も多いでしょう。
私が今まで出会った沖縄移住者の人たちはこんな職業でした。
- アパレル販売員
- 美容系
- 飲食業
- 医療系
- 映像系(カメラマン)
- ウェブ系
- ライター
映像系・IT系・資産運用はあまり場所に縛られることなくできる仕事なので、移住者に多いのも納得です。
会社勤めせずにカフェやレストラン、美容院を開業する人も少なくありません。
最近はキッチンカーでの開業も人気です。
沖縄で人気のキッチンカー「KAIHARU」さんに取材させていただきました▶︎沖縄の人気キッチンカーオーナーの体験談
企業の経営陣だったり投資家だったりと、ある程度資産を持っている人も多い印象です。
沖縄移住で転職するのにおすすめの職業

沖縄移住を機に転職するなら、給与が比較的高いIT系の職業がおすすめです。
本社が本州にある企業の沖縄支社ができたり、最近はIT系の求人広告をたくさん見かけます。
契約社員で未経験可の企業もあったりするので、現在は他業種の人も転職を検討してみては。
薬剤師・歯科衛生士も給与水準の高いのでおすすめです。
薬剤師はなんと月給30万円〜の求人を見つけました。
求人は多いわけではないけれど、ある程度の需要はあります。
沖縄で転職先を探す方法

「沖縄移住で転職先を探しているけれど、なかなかいい会社が見つからない」
「ハローワークではいい仕事がなかった」
このような声をしばしば耳にします。
仕事押しながら転職先を探すのは、沖縄への距離や時間的にも難しいでしょう。
そんな人におすすめなのが、沖縄求人ドット・コムです。
沖縄の企業が運営しているため、大手転職サイトでは扱っていない求人案件も多く、移住者へのアドバイスもしてくれます。

転職エージェントに相談するのも方法です。
転職エージェントは、転職の専門知識を持ったスタッフが、無料で求職者に合った仕事探しのお手伝いをしてくれます。
適正にあった仕事の紹介、模擬面接の実施、面接の日程調整。
さらには、自分では言いにくい採用条件の交渉まですべて転職エージェントに任せることができるんです。
転職エージェントサービスを提供している会社はたくさんありますが、非公開案件が10万件もある求人業界最大手のリクルートエージェント、年収査定やキャリアタイプ診断が、ウェブ上で簡単にできるDODAエージェントサービスがおすすめです。
この2つは求人数がダントツに多く、実績やノウハウも豊富なので安心して転職のサポートを任せられます。
沖縄移住&転職する前にやるべきこと
ここまでおすすめの職業や転職先の探し方を解説しました。
しかし、「転職する自信がない」「あんまり給与が安い会社には転職したくない」という人もいるでしょう。
そんな人は、まずはスキルを身につけるかリゾートバイトに挑戦するのがおすすめです。
スキルを身につける
沖縄移住後のお金のことが心配なら、まずはスキルアップしましょう。
おすすめの業種であるIT系への転職は未経験でも可能だと先述しましたが、やはり未経験よりは経験者の待遇がいいのは事実です。
スキルを身につければ転職活動もスムーズに進みます。
IT系のスキルを身に付けるなら、DMMが提供するWebCampがおすすめです。
WebCampは、短期間で実践的なITスキルが身につきます。
チャット・ビデオ通話で質問もし放題で、サポート体制もバッチリ。
8日間の全額返金保証制度もあるので、自分に合わないと思ったら辞めることもできます。
RUNTEQ(ランテック)はより実践的な技術を学べるプログラミングスクールです。
「課題解決型のカリキュラム」で自分で考える力を鍛え、スタートアップ企業やベンチャー企業に就職できるような人材を育てます。
学習計画がしっかり進められるように、バディが丁寧にサポート。
就職支援までしてくれます。
宅地建物取引士もなかなかいい資格です。
不動産会社は宅建士を一定数常駐させなくてはいけないため、求人がないことはありません。
給料も、沖縄県内ではまずまずといったところ。
もしも宅建の勉強をするなら、通信講座のフォーサイトがおすすめです。
教材が分かりやすく、アプリを使えばいつでも手軽に勉強できます。
転職前にリゾートバイトをやってみる

観光業やサービス業が嫌でなければ、転職を決める前にひとまずリゾートバイトをしてみてはいかがでしょうか。
沖縄県内のホテルやレストランでの、期間限定のバイトです。
期間は1ヶ月〜数ヶ月間。
寮が用意されているため身ひとつで沖縄に来ればOK。
住むところを探す必要はありません。
もしも沖縄の雰囲気や気候が合わないと思ったら、契約期間が終わったら地元に戻ればよし。
「やっぱり沖縄に移住したい!」と思ったら、リゾートバイトの合間に就職活動をすれば求職中の滞在費用がかかりません。
これで、移住失敗のリスクをかなり抑えられます。アルファリゾートなら沖縄各地のホテルや飲食店での求人を多く取り扱っています。

ボランティアスタッフになってみる

もうひとつ、ちょっと変わった働き方があります。
沖縄県北部にある古宇利島にある海の家YOSHIKAでは夏になるとボランティアスタッフというのを募集しています。
ボランティアスタッフとはなにかというと、海の家YOSHIKAで無償で働く代わりに、系列店であるゲストハウスに泊まれて3度の食事も保証されるというユニークな求人です。
実際に住んでいる人の話を聞いて移住の参考にしたり、人脈を広げて沖縄でビジネスを始めるのもいいでしょう。
沖縄は人との縁を大切にするところがあるので、もしかしたら仕事を紹介してもらえる可能性もあるかもしれません。
沖縄移住での転職まとめ
沖縄移住希望者の中には、給与が安い、転職先がなかなか見つからないというお悩みを抱えている人が多くいます。
観光業やサービス業が中心の沖縄では、給与水準が低く非正規雇用が多いのも事実です。
すでに首都圏で高収入のお仕事をしている人は、沖縄で同じくらいの給与の企業を見つけるのは難しいでしょう。
沖縄でもしっかり収入を得たいなら、給与が比較的高いIT系の職業か薬剤師がおすすめです。
これらの知識や資格がない人は、移住する前にスキルを身に付けて待遇のいい転職先を探してみては!