ニャティヤ洞(ガマ)は、伊江島の拝所でパワースポットとしても知られています。
神秘的な景色を眺められるため、特にパワースポットや沖縄の歴史に興味がない人にもおすすめです。
ニャティヤ洞のの歴史や、願いが叶うといわれている「力石」などについて、美しい写真と共に紹介します。
ニャティヤ洞は伊江島の聖域
ニャティヤ洞は、伊江島東部の海沿いにある洞窟です。五臓六腑を司る「亥之方男神」と「戌之方女神」が祀られており、拝所として島の人々が訪れています。
現在も神事が行われている聖域であり、どこか神秘的な空気が漂っています。
ニャティヤ洞の別名は、千人洞(センニンガマ)です。戦争中はニャティヤ洞が防空壕として利用され、多くの人が身を寄せたことから千人洞と呼ばれています。
ニャティヤ洞のすぐ奥には海が広がっていて、波の音と水面が反射した光が洞窟内にも届いてきます。
洞窟から海へも下り立てますが、天井は低い場所もあるので背が高い人は頭上に注意しましょう。海は透明度が抜群です。浅瀬は岩場も多く小さな波もあるので、遊泳には向いていません。
願いが叶うニャティヤ洞の「力石」
ニャティヤ洞には、子授けの神様「力石」があります。力石は、子宝に恵まれない人が持ち上げると願いが叶うそうです。
石が重く感じたら男の子、軽く感じたら女の子が生まれるといわれています。
ニャティヤ洞と力石があるのは、駐車場から階段を降りた場所です。そのため、階段を下りるのが難しい人のために駐車場前にも力石を模した石が展示されています。
ニャティヤ洞の雰囲気
ニャティヤ洞の基本情報
所在地:沖縄県国頭郡伊江村川平
※伊江港から車で約7分
入場時間:特になし
入場料:無料
駐車場:あり