沖縄本島、南城市にあるニライカナイ橋。
ここはドライブコースとして有名な場所ですが、展望台があるので車を停めて歩いて写真を撮ることもできますよ。
そんなニライカナイ橋の魅力と、行き方など詳しく解説していきます。
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ニライカナイ橋ってどんな橋?

那覇空港から車で30分ほどの場所にある、全長1200メートルにもなる大きなU字型にかかる珍しい橋。
県道86号から国道331号に向かって吉富交差点から山側へ続いている道を少し走ると、陸地から海に橋が伸びていき、ぐるっと海側を周り陸地側に戻ってきます。
1本の橋ではあるのですが、手前がニライ橋で奥の海側がカナイ橋と2つの名称で分かれています。
小高い場所にあることから、海を真下に晴れの日には言葉にできないほど美しい景色を見ることができますよ!
標高は80メートルにもなるんだとか!?
絶景フォトが撮れるということで、近年SNSで話題になり観光スポットとして脚光を浴びています。
ニライカナイ橋の意味(名前の由来)

ニライカナイとは海のはるか向こう、または海底にあるとされている理想郷のこと。
沖縄や鹿児島、奄美地方に古くから伝わるお話。
生命の生まれる場所や死後に行く神秘的な場所と言い伝えられています。
日本列島がある方向とは反対側の東の方向にあると沖縄の人々は信じて信仰していたようです。
そんなニライカナイには神様が住んでいて、沖縄にやってきてはそこに住む人々に沢山の恩恵を授けてくれると信じられていたんですね。
そんな神秘のニライカナイが見渡せる橋としてこの名前がついたんだとか。
絶景を見渡せるニライカナイ展望台
橋を進んでいくと、トンネルがあります。
このトンネルの上部分が展望台になっていますよ♪
トンネルを抜けたあたりで車を路肩に停められる場所があり、そこから展望台まで歩いて上がっていきいます。
※駐車場が無いので入口付近に路上駐車になってしまいますので長居はできません。
危険ですので橋の途中で車を止めたり降りないようにしましょうね。
車を停めた場所から徒歩2分くらいで展望スポットまで行けますよ。
道が舗装されていたのでベビーカーでも行けそうでした。

展望台からは手前に知念岬(写真左の突き出た部分)、その奥にはニライカナイに一番近いとされている神の住む島、久高島(くだかじま)やコマカ島まで見渡すことができます♪
干潮時間になると砂浜だけの小さな島も出現することも。
※台風や荒天時は展望台が閉鎖されることがあります。
橋は歩ける?

橋を歩きたい場合は、海岸側の片側通行ですが歩くことも可能です。

晴れた日のお昼前後がベストコンディション
晴れた日が綺麗だというのは誰もが想像できると思うのですが、お昼前後の時間が一番綺麗な状態。
太陽が上にあることで、海の青さが一層際立ちますよ。
(午前中は目の前に太陽があり、逆光になってしまいます)
11時〜15時くらいまでの時間が個人的にオススメです。
滞在時間は20分ほど見ておけばOK
ここを目指していくのも良いですが、近くに観光スポットがいくつかあるので、途中に寄り道する感覚で立ち寄ってみるといいかもしれません。
10分〜20分あれば、展望スペースまで登って写真を収められると思いますよー!
太平洋の大パノラマを楽しんでくださいね!
ニライカナイ橋の基本情報

正式名称/ニライカナイ橋
電話番号/なし
営業時間/見学自由
定休日/なし
トイレ/なし
駐車場/駐車場なし(自衛隊駐屯地の路肩などに短時間なら停車できます)
バリアフリー/あり(展望台)
所在地・アクセスマップ
住所 〒901-1400 沖縄県南城市知念知念
マップコード 232 593 542*11
ニライカナイ橋からすぐ近くのスポット
ニライカナイ橋から約2キロ以内の近場にいくつか観光スポットがあるので紹介します。
ここで紹介するスポットはどこも車なら5分〜10分程度で行けますよ。
斎場御嶽(1.2キロ先)

ユネスコ世界遺産に登録されている斎場御嶽。
パワースポットとして知られ自然を楽しめることはもちろん、中には拝所などの沖縄のカルチャーに深く根ざす見どころがいっぱい。
以前は男子禁制で女性しか入ることが許されていなかったんだとか…

知念岬(1.4キロ先)

遊歩道のある、海を見渡せる公園。
ドライブの休憩で立ち寄る方が多い印象です。
赤い瓦の東屋(休憩スポット)があったり、公園下の海にはリーフが見え、奥にはコバルトブルーの海が広がっています。
ニライカナイ橋と同じ方向の海なので似たり寄ったりな写真になってしまうかと思いきや、全然違った雰囲気の写真が撮れますよ♪
あざまサンサンビーチ(1.8キロ先)

白い浜辺に置かれたブランコがインスタ映えすると女性に人気沸騰中のビーチ。
ブランコ以外にも映えるフォトスポットが用意されていますよ♪
写真好きな方にはオススメです!
カフェくるくま(600メートル先)

アジアン・ハーブレストランのカフェくるくま。
オープンテラス席があり、絶景を眺めながら食事ができますよ。
タイ人シェフが作る、本格タイ料理が美味しいお店です。
本場のタイ料理を味わえるレストランとしてタイ政府からお墨付きをもらっているお店なんだとか!?
カフェのお庭は広く、琉球石灰岩の小山や南国の植物、ブランコや木陰のベンチもありランチの後もゆっくりできますよ。
