昔ながらの沖縄らしい風景が広がる竹富島は、沖縄本島とも石垣島とも違うスローな雰囲気。
石垣島まで行ったらぜひ足を伸ばして訪れて欲しい離島の一つです。
日帰りで行ける竹富島のおすすめ観光スポットや写真映えするポイント、竹富島観光での注意点も教えちゃいます!
Contents
集落を散歩

竹富島に来たら集落を散歩して町並みを楽しみましょう。
集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているんですよ!
アスファルト舗装されていない白い砂の道、両脇には琉球石灰岩でできた石垣、ブーゲンビレアにハイビスカス…歩いているだけでハッピーな気分になる景色です。
水牛車にゆられよう

竹富島といえばやっぱり水牛車!
水牛車ツアーをやっているのは竹富観光センターと新田観光の2ヶ所です。
竹富観光センターは島の東側(なごみの塔周辺)、新田観光は島の西側(安里屋クヤマの生家周辺)を周ります。

私はフェリーのチケットと併せて予約をした新田観光さんを利用しました。
はなちゃん(たしか)に引かれのんびりとお散歩です。
穏やかな性格のはなちゃんは途中でトイレ休憩を挟んだりのんびり屋さんw
普通に自分で歩いたほうが早いんだけど、こののんびり感がまた楽しい。
ガイドのおじいの話と三線、沖縄民謡を聞いていたらあっという間に30分の水牛車ツアーは終わってしまいました。
新田観光
沖縄県八重山郡竹富町竹富97
営業時間/8時30分~17時
休業日/毎週水曜日(祝日をのぞく)・種子取祭のうち3日間・悪天候時
電話番号/0980-85-2103
WEB/新田観光公式サイト
水牛車料金/大人(中学生以上)1500円・子ども(小学生以下)750円・未就学児は保護者の膝の上なら無料
※始発9時〜最終便15時30分
竹富観光センター
沖縄県八重山郡竹富町竹富441
営業時間/9時~17時
休業日/種子取祭のうち3日間・悪天候時
電話番号/0980-85-2998
WEB/竹富観光センター公式サイト
水牛車料金/大人(中学生以上)1500円・子ども(3才〜小学生以下)800円・幼児は大人1名につき1人無料
※始発9時〜最終便16時
フェリーと水牛車のチケットのお得なセットのことなど、詳しいことはこちらの記事で→竹富島への行き方〜はじめてでも安心♫島内での移動の手段も解説〜
あかやま展望台からの眺め

竹富島の展望台といえば国の登録有形文化財に登録されている「なごみの塔」が有名ですが、老朽化のために現在は閉鎖されていて登り降りはできなくなっています。
そんななごみの塔に代る新スポットがあかやま展望台。
パーラーみたいな売店のある建物の屋上を展望台として開放しているようです。
あまり期待せず建物の外階段を登ったら…
なんとも良い眺めじゃないですかー!
青い空と緑と赤瓦の屋根は、今は沖縄でもなかなか見ることができない貴重でとっても美しい景色。100円を払う価値ありですよ!
営業時間/10時~17時くらい
入場料金/100円(入り口脇にお金を入れる箱があります)
竹富民芸館で機織体験

竹富島の伝統的な織物、八重山ミンサーや八重山上布、芭蕉布などの機織の作業の見学や機織り体験をすることができます。
島で自生・栽培している染料や原料、制作した作品などの展示もあり。
竹富民芸館
開館時間/9時〜17時
休館日/年中無休(種子取祭期間中を除く)
入場料/無料
電話番号/0980-85-2302
竹富島にはビーチが3つあるよ!
竹富島には全部で3つのビーチがあります。
自転車で島を一周できるくらいの小さな島なので全部周っちゃいましょう!
詳しく説明しますね〜!
幻の島に出会えるコンドイビーチ

CMや雑誌の撮影でよく使われているコンドイビーチ。
白い砂浜と青く透き通った遠浅の海です。
サンゴや魚はいないのでシュノーケリングは楽しめませんが、波が穏やかで海水浴向き。
干潮時には「幻の島」と呼ばれるサンドバーが出現して歩いて行くことができます!
サンドバーからの眺めはなんとも神秘的なので、ぜひ干潮時間を調べて行ってみて下さい。
シーズン中は、飲み物・軽食の販売、ビーチパラソルなどのレンタルをしている売店が現れます。

こちらは某雑誌の表紙でみた植物!ハートみたいな形です。

コンドイビーチには猫がたくさんいて、猫島と呼ぶ人もいるそうです。
人馴れしているので逃げません。真横を歩いても寝続けていますw
海びらき期間/3月中旬~10月くらい
利用料金/なし
トイレ・シャワー・更衣室あり
カイジ浜で星の砂探し

星の砂で有名なカイジ浜にはコンドイビーチから歩いて行くことができます。みんな星砂探しに夢中!
星の砂はサンゴのかけらなイメージですが、有孔虫という微小生物の殻だそうです。
実は拾った星の砂を持って帰るのは禁止なので注意して下さいね。
とってもきれいな海だけど潮の流れが速いため遊泳禁止です。
ビーチはサンゴがゴロゴロしているので必ずサンダルなどを履いて歩きましょう。

なんとビーチにブランコがありました。素敵すぎる!
穴場のアイヤル浜

島の東側にあるアイヤルビーチ。
こちらも潮の流れが早いため遊泳は禁止ですが、人気が少なくて静かなのでのんびり過ごしたい人はこちらのビーチがおすすめ。
竹富島の中心エリアから自転車で約10分で着きます。
SNS映えするフォトスポット
集落全体がフォトスポットのような竹富島ですが、特にインスタ映えするフォトスポットをご紹介します。

2005年に国の有形文化財に登録された西桟橋。
竹富島の西側にあるので夕方には美しいサンセットを見ることができます。

遠くに西表島も見えますよ。
西桟橋/沖縄県八重山郡竹富町竹富207

木造の建物に赤瓦の屋根の竹富島らしい郵便局。
レトロなポストがかわいくてフォトスポットにおすすめ!
郵便物を出すときに窓口でお願いすると、竹富島限定デザインの消印(風景印)を押してくれます。
竹富郵便局/沖縄県八重山郡竹富町竹富500
竹富島で人気のランチ

小さな島ですがおいしいランチを食べられるお店やカフェがあります。
その中で特に人気のお店を3つご紹介しちゃいます!
そば処竹の子
1975年に開業した懐かしい雰囲気の沖縄そば屋さん。
優しい味のスープに柔らかめの麺、トロトロに煮込まれた甘辛い三枚肉の乗った三枚肉そばが人気です。
メニュー
・三枚肉そば 900円
・八重山そば 700円
・焼きそば 950円
・おっぽー(おにぎり&スパム) 250円
・じゅーしー 300円
沖縄県八重山郡竹富町字竹富101-1
営業時間/10時30分~16時・19時〜21時(夜の営業は不定期)
休業日/不定休
電話番号/0980-85-2251
支払方法/クレジットカード不可
席の予約不可
お食事処かにふ
しっかりご飯を食べたい人は、定食メニューも豊富なお食事処かにふへ。
店内が広くて大人数で行っても大丈夫!竹富島では珍しくクレジットカードでの支払いにも対応しています。
メニュー
・島野菜カレー 1200円
・牛&豚ダブルハンバーグセット 1500円
・竹富島産車海老のエビフライ 1500円
・タコライス(お碗そば付き) 1200円
・ミックスチャンプルーセット 1000円
沖縄県八重山郡竹富町字竹富494
営業時間/11時~15時30分・18時〜20時(ディナーは予約制)
休業日/不定休(ディナータイムは水曜日定休)
電話番号/0980-85-2311
支払方法/クレジットカード可
ランチタイムは予約不可
ハーヤナゴミカフェ

赤山展望台の下にあるカフェ。
竹富島の風景を眺めることができる窓際の席が人気。座敷席も1つあります。
メニュー
・季節の島野菜カレー 850円
・八重山そば 600円
・黒糖ミルクぜんざい 600円
・マンゴーアイスパフェ 700円
・さとうきびアイスパフェ 650円
・サーターアンダギー(紅芋・黒糖) 4個150円
サーターアンダギーはパサパサしてなくてほんのり温かくてすごくおいしかったです!
食事メニューもありますが、おやつタイムや休憩に利用するのにちょうど良いかも。
沖縄県八重山郡竹富町竹富379
営業時間/10時~17時
休業日/不定休
電話番号/0980-85-2253
支払方法/クレジットカード不可
席の予約可
竹富島観光をする際の注意点
白い&長いボトムスは履かない
私たちが竹富島行ったのは1月で涼しかったので、上下長袖の服でした。
が、陽が出ると日中は暑く長袖で行ったことを後悔。
そして竹富島の道路はアスファルト舗装されていません。
なので夜中降った雨でできた水たまりの泥水がズボンにはねないように、慎重に歩くことになりました。
竹富島へはボトムスも靴も汚れて大丈夫!というものか、短パンビーサンで行った方が良いんじゃないかと思います。
帰宅時間に中止して!
日帰りの場合、竹富港から石垣港への最終フェリーは17時50分発が最終なので要注意です。(2019年10月現在)
フェリーへ行こうと電話をしてもバスやタクシーがすぐ来るとは限らないので、最終フェリーに乗る予定の人は早めに港に向かいましょう。
フェリーの波しぶき

竹富港から石垣港への帰り、最後に海を眺めようと思いフェリーのデッキ?室内じゃない席に座りました。
風が強く波が大きくなってきた海を高速で進むフェリーは、水しぶきがすっごい!
体を張って大切なカメラを死守しましたww
曇ってて青い海は見れなかったし、夕方で風が寒いし、室内に座れば良かった…
竹富島を守るために

穏やかな時間が流れる竹富島。
何も考えずにぼーっとしていると、日々の疲れや悩みなんてちっぽけに感じます。
大らかな雰囲気の中でのんびり過ごすことで日々の疲れはすっかり癒されました。
それもこれも、竹富島の町並み・景観を守り続けている住人の方々の努力のおかげです。
そんな竹富島では、2019年9月から島民外には入島料として1人300円の協力をお願いしています。
「入島料は島の自然・祭事・習慣・伝統工芸や町並みを未来へ残す環境保全活動に使われます。」とのことなのでぜひ協力しましょう!
入島料の券売機は石垣港離島ターミナルと竹富港ターミナル内に設置してあります。