慶良間諸島のひとつ、渡嘉敷島。ケラマブルーと呼ばれる美しい海で、ダイビングやシュノーケリングを楽しむために多くの人が訪れます。那覇から日帰りで気軽に行けることも、渡嘉敷島の魅力です。
今回は、渡嘉敷島へのフェリーでの行き方や高速船との違い、注意点について解説します。
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渡嘉敷島への高速船・フェリーの運行時間
渡嘉敷島へは、那覇にある「泊港」からフェリーまたは高速船で移動します。渡嘉敷島への所要時間は、フェリーとかしきが約1時間10分。マリンライナーとかしき(高速船)なら約35分です。
フェリーは、椅子タイプの座席以外にもゴロゴロできる広間のようなスペースもあります。
※下記の運行時間は2024年7月28日時点での情報です。最新の情報は渡嘉敷村の公式サイトをご覧ください。
フェリーとかしき運行時間
フェリーとかしき運行時間 | 泊港発 | 渡嘉敷港着 | 渡嘉敷港発 | 泊港着 |
---|---|---|---|---|
夏季 | 10時 | 11時10分 | 16時 | 17時10分 |
冬季 | 10時 | 11時10分 | 15時30分 | 16時40分 |
マリンライナーとかしき運行時間
泊港発 | 渡嘉敷港着 | 渡嘉敷港発 | 泊港着 | |
---|---|---|---|---|
夏季1便 | 9時 | 9時40分 | 10時 | 10時40分 |
夏季2便 | 16時30分 | 17時10分 | 17時30分 | 18時 |
冬季1便 | 9時 | 9時時40分 | 10時 | 10時40分 |
冬季2便 | 16時 | 16時40分 | 17時 | 17時40分 |
渡嘉敷島への高速船・フェリーの乗船料金
フェリーとかしき:大人片道1,690円・往復3,210円/子ども片道850・往復1,610円
マリンライナーとかしき:大人片道2,530円・往復4,810円/子ども片道1,270円・往復2,410円
高速船・フェリーの乗船料金は中学生から大人料金になります。小学生未満の幼児は大人1名につき1名無料です。
高校生以上は乗船料金以外に別途、環境協力税が100円かかります。
渡嘉敷島への移動手段を選ぶときのポイント
渡嘉敷島へフェリーと高速船のどちらで行くか考えるときのポイントは2つあります。
1つ目は、乗り物酔いしやすいかです。高速船のマリンライナーとかしきは、沖に出ると船がけっこう大きく揺れます。風がそこまで強くない日でもです。
乗り物が苦手な人や小さなお子さんは、高速船だと少し怖く感じるかもしれません。
そして2つ目に考えるべきことは、渡嘉敷島でどんなふうに過ごすかです。夏便のフェリーで渡嘉敷島へ行くと、滞在できるのは5時間弱になります。
ひとつのビーチで遊ぶには十分かもしれませんが、場所を移動したりマリンアクティビティに挑戦するなら、5時間はあっという間です。
フェリー・高速船のチケット購入は予約がおすすめ
夏は渡嘉敷島へ行く人が多く、フェリー・高速船が混み合います。当日に泊港でチケットを購入することもできますが、予約でいっぱいの可能性もゼロではありません。マリンライナーとかしきはフェリーに比べて定員が少ないので、特に満席になるのが早いです。
満席で渡嘉敷島トリップが中止になっては残念なので、フェリー・高速船のチケットは予約しておくのがおすすめ。チケットは電話またはウェブサイトで、乗船日の2ヶ月前同日から予約できます。
チケットは、乗船日の2ヶ月前同日から予約できます→とかしきフェリーポータルサイト
ウェブサイトから予約した場合も、乗船当日の出港30分前までに窓口でチケットを発券・料金を支払う必要があるので要注意です。発券時に予約番号が必要になるので、ウェブ予約完了のメールをとっておくか番号を控えておきましょう。
ちなみにキャンセル待ちもできますが、キャンセルが出ないことが多いそうです。キャンセル待ちは港のチケット購入窓口で、出航時間の1時間前から受け付けが開始します。
渡嘉敷島へのフェリー・高速船が欠航するタイミング
マリンライナーとかしきは波の高さが3メートル以上で、フェリーとかしきは4メートル以上で欠航します。運行するかは朝8時に決定、渡嘉敷村のウェブサイトで確認できます。
チケットを予約している場合も、欠航したら自動的にキャンセルになるので、連絡はしなくて大丈夫です。
渡嘉敷島への高速船・フェリーに乗るときの注意点
フェリーの乗船場所は泊港です。那覇にはいくつか港があるので、間違えないように気を付けてください。
フェリーとかしきの乗船場所は、海側の出入り口からチケット売り場を出て右側へ行き、横断歩道を渡ったところです。
マリンライナーとかしきの乗船場所は、フェリーとかしきの乗り場よりさらに道なりに右に進んだところです。
チケット販売窓口がある建物から少し離れていて、歩いて5分〜10分かかるので、時間に余裕を持って動きましょう。
フェリーとかしきの乗り場の前に待合所があるので、早めに着いたらここで待っていると安心です。