慶良間諸島のひとつ、渡嘉敷島。
ケラマブルーの海でダイビングやシュノーケリングを楽しむために多くの人が訪れます。
那覇から日帰りで行けることもあって人気の渡嘉敷島へのフェリーや注意点について解説します。
高速船とフェリー

渡嘉敷島へは那覇からフェリーまたは高速船で移動します。
フェリーとかしきは約1時間10分。マリンライナーとかしき(高速船)なら約35分で渡嘉敷港に到着。
運行時間が夏季(3月~9月)と冬季(10月〜2月)で違うので注意して下さい。
《フェリーとかしき運行時間》
フェリーとかしき運行時間 | 泊港発 | 渡嘉敷港着 | 渡嘉敷港発 | 泊港着 |
---|---|---|---|---|
夏季 | 10時 | 11時10分 | 16時 | 17時10分 |
冬季 | 10時 | 11時10分 | 15時30分 | 16時40分 |
フェリーとかしきは椅子タイプの座席以外にもゴロゴロできる広間のようなスペースもあります。
《マリンライナーとかしき運行時間》
泊港発 | 渡嘉敷港着 | 渡嘉敷港発 | 泊港着 | |
---|---|---|---|---|
夏季1便 | 9時 | 9時35分 | 10時 | 10時35分 |
夏季2便 | 16時30分 | 17時5分 | 17時30分 | 18時5分 |
冬季1便 | 9時 | 9時時35分 | 10時 | 10時35分 |
冬季2便 | 16時 | 16時35分 | 17時 | 17時35分 |
乗船料金
フェリーとかしき/大人往復3210円・子ども往復1610円
マリンライナーとかしき/大人往復4810円・子ども往復2410円
乗船料金は中学生から大人料金になります。小学生未満の幼児は大人1名につき1名無料です。
高校生以上は乗船料金以外に別途、環境協力税が100円かかります。
船を選ぶときのポイント

どちらの船で行くか考えるときのポイントは2つあります。
1つ目は乗り物酔いしやすいか。
高速船のマリンライナーとかしきは、沖に出ると船がけっこう大きく揺れます。
風が強くなく波に大きなうねりがあるわけじゃない日でも、です。
乗り物が苦手な人や小さなお子さんは少し怖く感じるかもしれません。
乗り物酔いしやすい人は絶対にフェリーで行った方が良いでしょう。

そして2つ目に考えるべきことは渡嘉敷島でどんなふうに過ごすか。
私は夏に9時発のマリンライナーとかしきで渡嘉敷島へ行き、16時発のフェリーとかしきで那覇へ戻りましたがバタバタしました。
シュノーケリングをして昼食を食べて、海で少し遊んだら港に向かう時間に。
行きたかったもう1つのビーチには行けず、17時30分発のマリンライナーとかしきで帰ればよかったな〜と少し後悔しました。
滞在約6時間は意外とあっという間。シュノーケリングやダイビングをするならビーチは何ヶ所も周るのは難しいです。
チケットの購入は予約がおすすめ
フェリーのチケットは電話・ウェブサイトで予約または港の窓口で購入します。
夏はチケットがあっという間になくなってしまうので予約が必須。
マリンライナーとかしきはフェリーに比べて定員が少ないので、特に満席になるのが早いです。
予約は乗船日の2ヶ月前同日から可能→とかしきフェリーポータルサイト
ウェブで予約をした場合、乗船当日の出港30分前までに窓口でチケットを購入しましょう。このときに乗船料金の支払いをします。
このとき予約番号が必要になるので、ウェブ予約完了のメールをとっておくか番号を控えておいて下さい。
ちなみにキャンセル待ちもできますが、キャンセルが出ないことが多いそう。
キャンセル待ちは港のチケット購入窓口で、出航時間の1時間前から受け付けが開始します。
フェリーの欠航

マリンライナーとかしきは波の高さが3メートル以上で、フェリーとかしきは4メートル以上で欠航します。
運行をするかは朝8時に決定、渡嘉敷村のウェブサイトで確認することができます。
欠航の場合の予約は自動的にキャンセルになるので連絡はしなくて大丈夫。
ウェブでチケットを購入した人は「渡嘉敷村船舶課からのメール通知を希望する」にチェックを入れておけば、欠航または時間変更があった場合にメールが届きます。
フェリーに乗るときの注意

フェリーの乗船場所は泊港(とまりん)です。
那覇にはいくつか港があるので間違えないように気を付けて。
とまりんには駐車場が併設されていて、カフェやコンビニもあります。
乗り場の場所

フェリーとかしきの乗船場所は、海側の出入り口からチケット売り場を出て右側へ行き、横断歩道を渡ったところです。
マリンライナーとかしきの乗船場所はチケット販売窓口のある建物から少し離れていて、歩いて5分〜10分かかるので時間に注意。

フェリーとかしきの乗り場よりさらに道なりに右に進んだところです。
フェリーとかしきの乗り場の前に待合所があるので、早めに着いたらここで待っていると安心です。