「沖縄に移住したいけれど、どの街が1番住みやすいんだろう?」
沖縄移住する予定がある人にとって、どこに住むかは1番悩むところではないでしょうか。
結論からいってしまえば、沖縄の住みやすいエリアは「人によって違う」です。
それではどうやって住みやすい町を探すのか、自分に合うエリアの見つけ方やおすすめの街も紹介します。
Contents
沖縄で自分にとって住みやすい町を探すために
自分に合った街を探すためには、沖縄へ移住する目的や自分のライフスタイル、優先順位を明確にすることが重要です。
マリンスポーツのインストラクターになりたくて移住する人、海の近くに住みたくて移住するならば、もちろん沖縄でも海寄りのエリアがいいでしょう。
那覇で働くつもりなら那覇周辺が便利ですが、もしも子どもがいて広い家に住みたいなら、那覇へのアクセスが良い中南部の方が向いています。
このように、沖縄でも住みやすいエリアは人によって異なるものです。
沖縄移住して「思っていたような生活と全然違う!」とならないためにも、現実的なライフスタイルを考えてみてください。
目的別!沖縄で住みやすいおすすめの街
ここでは、沖縄移住する目的やライフスタイル別に、おすすめの街を紹介します。
自然の中でのびのび暮らしたい人→名護市
名護市は沖縄の北部にある街です。海がきれいで緑も豊かな自然あふれる沖縄北部ですが、意外にも名護の市街地は中南部と変わらないくらい整備されています。いうなれば、北部エリアNo.1の都会です。
イオンやドンキホーテなど、買い物できるところがたくさんあるし、公園や運動場のような公共施設も充実しています。車があれば普段の生活に困ることはなさそうです。
ちょっと車を走らせれば沖縄らしい大自然、観光テーマパークもあり、ファミリーにもおすすめ。
- 1DKの家賃相場 40,000円前後
- 子ども医療助成は通院・入院ともに18歳まで
- 児童手当は15歳まで
快適な暮らしをしたい人→豊見城市
豊見城と書いて「とみぐすく」と読みます。移住者が多い街なので、ひとまず移住するのにはなじみやすくてハードルが低いでしょう。
ウミカジテラスや美らSUNビーチ、アウトレットモールあしびなー、イーアス沖縄豊崎など人気のスポットがたくさんあるのも魅力。
那覇空港からのアクセスがいいですが、南城市や糸満市のような自然が多いエリアにも行きやすいです。
- 1DKの家賃相場 45,000円前後
- 子ども医療助成は通院の場合6歳まで
- 児童手当は15歳まで
仕事も頑張りたい人→那覇
沖縄県内での有名企業や県外の企業もオフィスを構える那覇は、仕事を頑張りたい人におすすめです。
那覇には国際通りやホテルなど観光業に携わる人も多いのですが、最近はIT系企業のオフィスも増えています。
そんな沖縄一の都会である那覇ですが、大きな公園や海も近くにあり住みやすいと評判です。
商業施設や博物館、病院などの施設が充実。ゆいレールがあってバスも多いため、車がなくても生活しやすいでしょう。
同じ那覇でも、小禄は整備され住みやすそうな街、首里は風情があってのんびりしたエリアと、区域によってけっこう雰囲気が違います。
- 1DKの家賃相場 5万円〜6万円
- 子ども医療助成は通院の場合6歳まで
- 児童手当は15歳まで
南国リゾートらしい雰囲気を楽しみたい人→北谷町
那覇空港から車で約40分、沖縄本島の中部にある中頭郡北谷町(なかがみぐんちゃたんちょう)。
米軍基地に近くアメリカ人が多く住んでいて、アジアからの観光客もよく見かける国際的な場所です。
沖縄屈指のデートスポット、アメリカンビレッジをはじめ、レストランやおしゃれなカフェもたくさんあります。
北部にも南部にも出かけやすい立地も北谷のいい所です。ただし、家賃がちょっと高めなのが難点。
しかし、中部エリアに住むとなると米軍基地による騒音問題が気になるところですよね。
私も中頭郡に住んでいますが、ヘリコプターの騒音はまぁまぁ感じます。どこのマンションも二重窓で防音対策されていますが、マンション付近を飛んでいるときはさすがにうるさいです。
- 1DKの家賃相場は50,000円前後
- 子ども医療助成は入院・通院ともに15歳まで
- 児童手当は15歳まで
ローカルな雰囲気の町に住みたい人→沖縄市
エイサーの街、沖縄市。県内最大級規模のショッピングモール「ライカムイオン」があり、買い物に便利です。こどもの国や沖縄総合運動公園、コザ運動公園もあり、子どものいる家庭は遊ぶところに困りません。
那覇周辺に比べると静かでローカル感が強く、家賃も安いです。
実は近年、コザはITの街として発展しています。コワーキングスペースにカフェなどが併設されたスタートアップラボ ラグーンという施設があり、プログラミングスクールや起業支援を実施。
フリーランサーの人にはいい環境かもしれません。
- 1DKの家賃相場は40,000〜50,000円
- 子ども医療助成は通院の場合12歳まで
- 児童手当は15歳まで
沖縄移住は中南部からがおすすめ
沖縄本島の中でも、南部・中部は暮らしやすいエリアが多いです。大きいイオンやショッピングモールもあるし、おしゃれなカフェもたくさんあります。
恩納村あたりから北へ行けば行くほど、コンビニもスーパーも近くにないようなローカルなエリアが多くなっていきます。
「北部のあの町に住みたい!」という強い意思や目的があるわけじゃないなら、とりあえず那覇市と浦添市、宜野湾市、沖縄市など中南部に住んでから北上して行くパターンの方が、うまくいきやすいと思います。
沖縄移住する前にコンドミニアムでおためし
ここまでおすすめの街を紹介しましたが、やはり今の生活を捨ててすぐに移住をするというのは勇気がいることかもしれません。
可能ならば1ヶ月ほどコンドミニアムを借りて、近くのスーパーに行ったり実際の暮らしを体験するのがおすすめです。オフシーズンならかなり安く連泊できるプランがあったりします。
もしくは、リゾートバイトに挑戦してるのもありです。沖縄各地でリゾートバイトをしてから実際に住む場所を決めれば「イメージと違った」ということはなさそうです。