東平安名崎(ひがしへんなざき)は、宮古島の最東端にある展望スポットです。日本海と太平洋の両方が見られる場所として、知られています。
そんな東平安名崎の様子や所要時間を、たくさんの写真と共に紹介します。
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東平安名崎の見どころ
絶景の見晴台
東平安名崎は、日本の都市公園百選にも選ばれている国指定・名勝です。島から突き出ているので、秋には景色を遮るものがなく、ひたすら広がる海、海、海!岬へ入る手前にある東平安名崎見晴台からは、写真のような景色が眺められます。
見晴台は東平安名崎の駐車場よりもずっと手前にあり、誰でも自由に出入りできます。
ダイナミックな岩
東平安名崎の周辺の海に点は、巨大な岩が点在しています。この岩は、江戸時代中期の1771年に起こった「明和の大津波」によって打ち上げられたものだそうです。
明和の大津波は、宮古島や八重山列島に甚大な被害をもたらした津波で、約12,000人の死者や行方不明者を出してしまったんだそう。
フォトジェニックな白い灯台
東平安名崎の突き当たりには、平安名埼灯台があります。白い灯台が青い海と空に映えてフォトジェニックです。
平安名埼灯台の内部は一般公開されていていますが、97段の螺旋階段を上る必要があります。その時の体力と相談して上ってみてください。笑
夏の暑い日に上るのは少し過酷ではありますが、美しい宮古ブルーが見られます。
伝説となっている美女「マムヤ」のお墓
平安名埼灯台の手前にあるマムヤのお墓。美しい女性マムヤが妻子ある男性から言い寄られ、恋仲になるも捨てられてしまい、この場所で海に身を投げたという言い伝えがあるんだそう。
東平安名崎の所要時間
東平安名崎の観光にかかる所要時間は、40分〜1時間が目安です。ササっと見て歩くだけなら40分で十分ですが、ゆっくり景色を楽しんだり写真を撮ったりするなら、1時間は必要です。
東平安名崎は全長で約2km、日陰は少ないので、夏場は水分や黒糖などを用意しておき、熱中症に気を付けてください。
東平安名崎は宮古島屈指の星空スポット
昼間は絶景を楽しめる東平安名崎ですが、夜には満点の星空を見られる場所でもあります。なんと、天の川も肉眼でハッキリと見えました。まるでプラネタリウムにいるみたいな、非日常的な景色を楽しめます。
灯台までの道のりは、電灯がなく真っ暗なので、懐中電灯を用意しておきましょう。
宮古島で星空を見たいなら、与那覇前浜ビーチ、比嘉ロードパークもおすすめです。
蛍と星空のコラボレーション
駐車場にカメラをセットし、星を撮影しようとしたとき。「空から星が落ちてきた!?」と思って目を凝らすと…なんと、ホタルが飛んでいました。
ホタルと言うと、一般的にはキレイなな川に生息しているイメージがあると思いますが、東平安名崎には陸で見られる「陸生ホタル」が生息しているんだそうです。
ちなみに宮古列島のみに生息する「ミヤコマドボタル」という蛍もいて、準絶滅危惧種に指定されているんだそう。見れたらラッキーですね。
蛍は夏よりも5月〜6月の梅雨時期や、秋から冬場にかけての時期の方が、頻繁に見られるんだとか。夜の東平安名崎に行く方は、ぜひ蛍も探してみてくださいね。
東平安名崎の駐車場の場所
東平安名崎の駐車場は、岬の先端方面にあります。先度紹介した「東平安名崎見晴台」で写真を撮ってから、駐車場へ行くのがおすすめです。
東平安名崎見晴台から岬の先端目掛けて車を走らせていくと、突き当たりに無料駐車場がああります。駐車場にはトイレもあるので、観光前に寄っておくといいでしょう。
東平安名崎のお隣にある保良漁港もチェック
駐東平安名崎の駐車場の前下にある、保良漁港も立ち寄るのがおすすめです。保良漁港まで下りるのもいいですが、駐車場から写真を撮っても絵になります。
保良漁港までの坂道が良い雰囲気です。ちなみに保良漁港の横には天然ビーチもあるので、時間に余裕があったら行ってみては。
東平安名崎の基本情報
所在地:沖縄県宮古島市城辺字保良平安名
※宮古空港から車で約40分
営業時間:特になし
駐車場:無料駐車場あり
入場料:なし
※こちらのグーグルマップは、記事冒頭でおすすめした「東平安名崎見晴台」を地点にしています。