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東平安名崎|昼間は絶景、夜は両手いっぱいの星空を楽しめる

宮古島で絶景写真を撮るなら外せない東平安名崎(ひがしへんなざき)。

昼間はもちろん、夜の星空も驚くほどに美しい。
そんな東平安名崎の魅力を、たくさんの写真と共にお伝えできればと思います!

KOBO
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行ったのが曇りの日でしたが、それでもめちゃくちゃ綺麗でしたよ!宮古に行くなら絶対行ってみて〜!

東平安名崎の見どころ

東平安名崎は国の名勝に指定されている

東平安名崎は日本の都市公園百選にも選ばれている絶景、国指定名勝です。

灯台のふもとから見える景色は何も障害物がなく、ただひたすら広がる海、海、海!
地球が丸く見えてしまうほど何も無いのです。

青い海 魚眼レンズで撮影

そして宮古島の最北端に位置する岬でもあります。

長さは全長で約2キロほど続いていて、歩道もありますよ。
途中に駐車場もあって、全て歩く必要は無いので安心してくださいね。笑

まずは東平安名崎見晴台で絶景(全景)写真を

オススメは、岬に入る手前の東平安名崎見晴台に立ち寄って全体が入る絶景写真を撮影してから灯台の方へ向かうコース。

東平安名崎見晴台からの眺め東平安名崎見晴台からの眺め

見晴台は誰もいませんので入場料金もかかりません。
無人販売でジュースが売られていました。

手動販売ぬんむぬ

見晴台があることを知らない方が多く、また通り道にあって目立たないんですよね…

大きな目印もありませんので、意識しておかないと通り過ぎてしまいます。

岬の先端まで行ってしまうと、岬の全体が入る絶景カットは撮れないので要注意です。

見晴台からのコース(地図)

見晴台で写真を撮ったら、その後に岬の先端目掛けて車を走らせていくと、突き当たりにトイレがある無料駐車場があるのでここに車を停めましょう。

東平安名崎の駐車場前のお手洗い

そこから歩道を少し歩いて灯台までぐるっとお散歩しましょ。

保良漁港もフォトジェニック

保良漁港

駐車場の前下にある漁港です。
下まで行ってもいいですし、上から写真だけ撮ってもとっても絵になります。

保良漁港(魚眼レンズで撮影)こちらも保良漁港(魚眼レンズで撮影)

ちなみに漁港までの坂道がまた良い味出してるんですよ!

保良漁港までの下り坂

ゆずが君を自転車の後ろに乗せて現れそう。笑 ←ネタがわかる人は僕と同年代!?
こういう景色にグッときてしまうのは、きっと僕だけじゃないはず。

保良漁港脇の天然ビーチ

ちなみに漁港の横には天然ビーチがありますよ。
時間に余裕があったら行ってみてください。

点在する巨大岩は迫力満点

巨大な津波岩

海に点在している巨大な岩も見どころです。
それにしてもこんなに大きな岩、なぜこんなところにあるのかって不思議に思いませんか?

沖縄ではよく見ることのできる海岸沿いの岩場にある琉球石灰岩ともまた違います。

宮古島の津波岩

この岩は、江戸時代中期の1771年に起こった明和の大津波によって打ち上げられたものと言われているんです。

宮古島や八重山列島に甚大な被害をもたらした津波で、約12,000人の死者や行方不明者を出してしまったんだそう…。

自然は美しく、時に恐ろしいです…。
そんな自然への畏怖と共に、宮古島の歴史を知るのに重要なものでもあるんですね。

伝説となっている美女マムヤのお墓

マムヤのお墓

駐車場から灯台へ歩いている途中にあるマムヤのお墓。

美しい女性マムヤがその美貌故に、妻子ある男性から言い寄られ恋仲になるも結局捨てられてしまい、この場所で海に身を投げたという言い伝えがあるんだそう。

宮古島市に伝わる歴史 マムヤ

悲しい言い伝えですね…。

マムヤは香草の芳しい香りのする絶世の美女だったんだそうですよ!

白い灯台へ登る

平安名埼灯台

マムヤのお墓を過ぎると、白い平安名埼灯台が見えてきます。

一般公開されていて、上に登って見学することもできますが97段の螺旋階段になっています…

灯台から見える宮古の海

夏の暑い日に登るのはちょっと過酷ではありますが、リーフの切れ目だったり美しい宮古ブルーが見られますよ。

その時の体力と相談して登ってみてください。笑

宮古島屈指の星空スポット

灯台の麓 星空撮影スポット赤い光は灯台の光です

昼間は絶景を楽しめる東平安名崎ですが、夜には満点の星空を見ることのできるスポットでもあります。

天の川もハッキリと見えましたよ!(肉眼でもしっかり見えます)

まるでプラネタリュウムにいるみたいな不思議な感覚。
非日常的すぎて、なんて言ったらいいのかわからないくらいに美しい。

灯台までの道のりは真っ暗ですので懐中電灯を忘れずに。
電灯などが無いので、明かりが無いと歩いて先まで行くのは困難です。

ちなみに僕はiPhoneの明かりで歩こうと思いましたが先が見えず断念…
ですが、駐車場からでも十分に星を観察できました。

宮古島で星空を見たいなら、ここか与那覇前浜ビーチ、比嘉ロードパークがおすすめですよ。
市街地は街明かりであまり星が見られません。

空から星(蛍)が落ちてくる!?貴重な体験

東平安名崎の星空

駐車場にカメラをセットし、星を撮影しようとしたら空から星が落ちてきた!?

何かと思って目を凝らすと…
そう、ホタルがいたんです!

個人的には人生初の蛍だったのでめちゃめちゃ感動しました。
これが蛍か〜!って。

儚くも美しい蛍の光。
ほんとに空の星が落ちてきたように見えました。

ホタルと言うと、一般的には綺麗な川に生息しているイメージがあると思うのですが、陸で見られる「陸生ホタル」というのが生息しているんだそうです。

ちなみに宮古列島のみに生息するミヤコマドボタルという蛍もいて、準絶滅危惧種に指定されているんだそう。
見れたらラッキーですね!

ちなみに夏よりも5月6月の梅雨時期だったり、9月の秋から冬場にかけての時期の方が頻繁に見られるんだそうですよ。

先ほど歩いていくには懐中電灯が必要だと書きましたが、ホタルは強い光を嫌うので蛍が見たい場合には少し気をつける必要があります。カメラのフラッシュもNGです。

蚊がいるので虫よけスプレーも使いたいところですが、現地にいく前にスプレーしておきましょう。

星空が綺麗に見える条件

東平安名崎 満点の星空

いつでも美しい星空が見られる訳ではなく、条件があります。

なので、宮古島に連泊する場合は、一番条件に合う日に見にいくといいですよ♪条件はこの3つ。

綺麗に星空が見られる日

・新月の前後であること
・雨の次の日(晴れの日
・風のない日

小さい星の光が月明かりで消えてしまわないよう、新月の月の光に影響されない日がオススメ。
新月がいつかどうか、満月カレンダーで確認することができます。

また、なぜ雨の次の日が良いのか。
それは雲が影響していて、雨の翌日は大気中に雲が少ない可能性があるからなんです。
雨の翌日ではなくても、空に雲が少なければ綺麗に見えますのでチェックしてみてください。

東平安名崎の基本情報

宮古島 東平安名崎

駐車場/あり
入場料/なし

住所・アクセス

〒906-0101 沖縄県宮古島市城辺字保良平安名
宮古空港から車で約40分。

※こちらのグーグルマップは記事でオススメさせて頂いた、見晴台を地点にしています。

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沖縄トラベルのサイト設計やインスタのクリエイティブ制作を担当。沖縄と関東を行ったり来たり。人物撮影をメインに活動中。→KOBOのInstagram

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