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【比地大滝】トレッキング初心者の体験レポ|所要時間・服装の注意点

沖縄でいつもと違ったアクティビティを楽しみたいなら、比地大滝でトレッキングはいかがですか?

比地大滝は、やんばるの豊かな自然を体感できる県民にも人気のスポットです。

登山をしたことがない人でも大丈夫。

遊歩道が整備されているので、子どもから大人までトレッキングを楽しめます。

かっしー
かっしー
初心者の私も小学生の子ども連れで比地大滝に行ってきました!

この記事では、比地大滝の魅力やトレッキングの注意点、キャンプ場について詳しくご紹介します。

写真/かっしー

比地大滝の魅力

国頭村にある比地大滝

那覇岳から流れる比地川の中ほどに、比地大滝はあります。

滝の落差は25.7mと沖縄県内最大級です。

水量が豊富で、比地大滝に続く遊歩道沿いには、ヒカゲヘゴやイルカンダなどの亜熱帯植物が生い茂っています。

ホントウアカヒゲ

シリケンイモリやホントウアカヒゲという鳥など、やんばるでしか見られない貴重な固有亜種の宝庫です。

美しい滝に清流、青々とした植物。

かっしー
かっしー
これぞやんばるの大自然だ〜!という気持ちいい場所です。

遊泳や釣りは禁止ですが、下流には川遊びエリアが。

川遊びエリア

水の流れが穏やかで水深も浅めなので、子どもでも水遊びができます。

下流にはヤンバルクイナも生息しているけれど、なかなか見ることはできないそうです。

トレッキング体験レポ

比地大滝の入り口

とあるくもりの日、8歳の息子とともに初トレッキングに挑戦してみました。

まず入り口で入場料を払ってから敷地内に入場します。

キャンプ場とトイレがあるので、ここでトイレを済ませておきましょう。

かっしー
かっしー
女子トイレは2つしかないのでプチ混雑が発生してました。観光シーズンには混み合いそうですね。

準備が整ったらいよいよトレッキングのスタートです!

比地大滝のダム

キャンプ場から道なりに進んでいくと、まずは小さなダムが現れます。

台風や大雨のときの土砂流を防ぐためにつくられたそう。

ダムの先は2つの遊歩道に分かれています。

比地大滝の遊歩道

せっかくなので川沿いの道を選択。

ゆるやかな坂道をのぼっていくと、徐々に道が細くなっていきます。

すぐにもう片方の遊歩道と合流し、木々に囲まれた道に。

「川沿いコース」と書かれた看板を見つけたので、右に進んでみました。

川沿いコース

深さ数センチの浅い川が流れている砂利道です。

きれいな川だね〜なんて話しながら歩いていると、数十メートルで川沿いコースは終了。

急勾配の小さな坂道をロープをつたってのぼり、遊歩道に戻ります。

探検気分で楽しい!なんて思っていられたのもここまで。

徐々に階段が多くなってきます。

比地大滝の階段

道は整備されているけれど、かなりのアップダウン。

運動不足の体にはなかなかハードです。

比地大滝の吊り橋

遊歩道の中間地点には短い吊り橋があります。

橋の真下に比地川が流れる絶景ポイント。

かっしー
かっしー
私は高所恐怖症なので早足で渡りましたが、写真撮影にぴったりですよ

ここからさらに急な階段の上り下りを繰り返します。

吊り橋の先には、トイレと休憩用のベンチがあり、休憩している人がいました。

さらに奥へ進むと、炭焼き跡が。

比地大滝の炭焼き跡

この窯で炭を焼いて生計を立ててる人がいたんですね。

炭焼き窯を過ぎるともうすぐ比地大滝。

上流に向かうにつれ、川の幅が大きく流れも強くなってきます。

最後の力をふり絞り、滝の目の前へ!

比地川と滝
かっしー
かっしー
やったー!ゴールだ!

滝壺へ落ちていく水の音に癒されます。

滝の目の前の岩場や手前にあるウッドデッキで休憩ができます。

あまりスペースが広くないので、しばし景色を楽しんだら来た道へ。

息切れしつつも、木々の間を抜ける風と鳥の鳴き声に癒され、気持ちよく戻ることができました。

トレッキングの所要時間

比地大滝の所要時間

トレッキングの所要時間の目安は片道40分です。

私は10時48分にキャンプ場を出発し、比地大滝に着いたのが11時41分でした。

片道53分。

子どもがいるので1時間はかかるかな?と思っていましたが、思ったよりは早く戻ってこれました。

歩き慣れている大人なら、40分あれば十分そうですね。

小学生より小さなお子さんは、片道1時間以上かかりそうです。

かっしー
かっしー
抱っこして歩くのも危なそうなので、お子さんのペースで歩けるように時間に余裕を持って行った方がいいと思います。

服装や持ち物の注意点

亜熱帯の植物

私は半そでのTシャツに長ズボン、スニーカー、帽子、リュックという服装で行きました。

ほとんど日陰だったので帽子はなくてもよかったかな、と思います。

植物が多く道が狭くなるところもあるので、ボトムスは必ず長い丈のものを。

トップスも長袖だとベストです。

ビーチサンダルでトレッキングをしている人もいましたが、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いてください。

階段が多いし、地面が湿っていたり足元がよくないエリアもあります。

比地大滝のマップ

遊歩道には休憩所がありますが、自動販売機はありません。

飲み物を持参するか、入場口周辺の自動販売機で買っておきましょう。

夏場は虫が多そうなので、虫除けスプレーも用意しておくのがベターです。

かっしー
かっしー
ちなみにネットは滝の周辺でも通じました!

比地大滝のキャンプ場

比地大滝のキャンプ場

比地大滝のキャンプ場は予約制です。

ウッドデッキタイプのキャンプ台が14区画あり、持参したテントを設置します。

売店はありませんが、事前に予約すれば、焼肉セットを用意してもらうことも可能です。

シャワー・トイレ完備。

シャワーの利用時間は9時〜17時、10分以内200円です。

かっしー
かっしー
トレッキングしてキャンプ、自然の中で過ごす1日もいいですね!

利用料金/1張1泊につき2,000円・国頭村民は1,000円
チェックイン/13時〜17時
チェックアウト/12時まで

BBQセットレンタル(グリル・網・トング)/800円
焼肉セット/(1人前)大人800円・子ども500円
木炭 /650円

設備/炊事場・トイレ・シャワー・自販機
ごみ/持ち帰り
ペット/不可
※直火・ロケット花火禁止

比地大滝 基本情報

比地大滝の住所
入場料金/大人500円・子ども300円(小中学生)・幼児無料
※村民は大人100円・子ども50円
電話番号/0980-41-3636
入場時間/4月1日~10月31日 9時~16時(18時閉門)
冬季/11月1日~3月31日 9時~15時(17時30分閉門)
駐車場/無料駐車場あり
WEB/比地大滝公式サイト

アクセスマップ・所在地

沖縄県国頭郡国頭村 字比地781-1
※那覇空港より高速道路を利用して約1時間50分

比地大滝の駐車場

比地大滝の駐車場

第1・2・3駐車場合わせて約120台分の駐車スペースがあります。

入場口前の駐車スペースは、キャンプ宿泊者用です。

管理人さんの指示に従って車を停めましょう。

比地大滝周辺の立ち寄りスポット

国頭村のグルメや特産品を楽しみたいなら、道の駅へ。

やんばるの食材を使ったラーメンやスイーツを食べたり、ヤンバルクイナモチーフの雑貨を探したり。

公園もあるのでゆっくりのんびり過ごしてくださいね。

道の駅ゆいゆい国頭
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トレッキングの後の食事には、国頭港食堂がおすすめ!

おいしい海鮮料理が食べれる人気のお店です。

定番の海鮮丼や天ぷらから、魚のカツ煮丼といった変わったメニューまで、バリエーション豊かです。

沖縄北部でランチするなら国頭港食堂
沖縄北部でランチをがっつり食べるなら地元民にも人気の国頭港食堂へ!沖縄北部観光のときにおすすめなのが国頭港食堂のランチ!ボリュームたっぷりの海鮮定食が食べられ、観光客だけでなく地元民も多く来ます。辺戸岬や大石林山に行く前後にちょうど良い場所です。...
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かっしー
海なし埼玉で生まれ育ち2019年4月に沖縄移住。好きなものは海とビール。趣味はカフェ巡り・家の間取り図を見ること。 沖縄トラベルのinstagramも更新中!

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