沖縄県民が届ける沖縄観光情報

沖縄で遊ぶ

【比地大滝】トレッキング初心者の体験レポ|所要時間や服装についても紹介

沖縄でいつもと違ったアクティビティを楽しみたいなら、比地大滝でのトレッキングがおすすめです。

比地大滝は、やんばるの豊かな自然を体感できる県民にも人気のスポット。遊歩道が整備されているので、子どもから大人までトレッキングを楽しめます。

かっしー
かっしー
初心者の私も小学生の子ども連れで比地大滝に行ってきました!

この記事では、比地大滝をトレッキングした様子や所要時間、服装などのの注意点について詳しく解説します。

沖縄でおすすめのヴィラ10選!プール付きから安い施設まで県民ライターが厳選
沖縄でおすすめのヴィラ10選!プール付きから安い施設まで県民ライターが厳選沖縄在住ライターが、沖縄で沖縄の数あるヴィラの中からプール付き、子連れ向け、カップル向けなど5つのカテゴリに分けて厳選・紹介します。...

沖縄最大級の比地大滝は自然の宝庫

国頭村にある比地大滝

比地大滝は、那覇岳から流れる「比地川」の中ほどにあります。滝の落差は25.7mと、沖縄県内最大級です。

水量が豊富で、比地大滝へと続く遊歩道沿いには、ヒカゲヘゴやイルカンダなどの亜熱帯植物が生い茂っています。

ホントウアカヒゲ

「シリケンイモリ」や「ホントウアカヒゲ」という鳥など、やんばるでしか見られない貴重な固有亜種の宝庫です。

美しい滝に清流、青々とした植物。やんばるの大自然をめいっぱい感じられます。

川遊びエリア川での遊泳や釣りは禁止ですが、下流には川遊びエリアが用意されています。川遊びエリアなら水の流れが穏やかで水深も浅めなので、子ども連れでも安心です。

かっしー
かっしー
下流にはヤンバルクイナも生息しているけれど、なかなか見ることはできないそうです。
ジュゴンの丘 登山コース
【沖縄の穴場観光スポット10選】リピーター向けに県民ライターが本気で選びました沖縄の定番観光スポットに飽きた人は穴場に行ってみませんか?観光情報誌には載っていないけれどキレイな景色・楽しい場所が沖縄本島にもまだまだたくさんあります。これであなたも沖縄ツウ。...

比地大滝トレッキングの所要時間

比地大滝の所要時間

比地大滝でのトレッキングの所要時間は片道40分が目安です。

私は10時48分にキャンプ場を出発し、比地大滝に着いたのが11時41分でした。片道53分です。

子どもがいるので1時間はかかるかな?と思っていましたが、思ったよりは早く戻ってこれました。

歩き慣れている大人なら、40分あれば十分そうです。小学生より小さなお子さんは、片道1時間以上かかるかもしれません。

かっしー
かっしー
抱っこして歩くのも危なそうな道なので、お子さんのペースで歩けるように時間に余裕を持って行った方がいいと思います。
【伊江島タッチュー】登山にかかる時間や注意点をわかりやすく解説
【伊江島タッチュー】登山にかかる時間や注意点をわかりやすく解説伊江島のシンボルである城山、通称「伊江島タッチュー」。伊江島へ行ったらぜひ足を運びたい、定番の観光スポットです。 今回は、初めて伊...

比地大滝での服装や持ち物の注意点

亜熱帯の植物

私は半そでのTシャツに長ズボン、スニーカー、帽子、リュックという服装で、比地大滝へ行きました。午前中の遊歩道はほとんど日陰だったので、帽子はなくてもよかったかな、と思います。

植物が多く道が狭くなるところもあるので、ボトムスは必ず長い丈のものを履きましょう。トップスも長袖だとより安心です。

階段が多いし、地面が湿っていたり足元がよくないエリアもあります。ビーチサンダルでトレッキングをしている人もいましたが、スニーカーなどの歩きやすい靴を履くのがおすすめです。

かっしー
かっしー
私が比地大滝へ行ったのは5月はじめ、気温は25℃前後だったと思います!

遊歩道には休憩所がありますが、自動販売機はありません。飲み物を持参するか、入場口周辺の自動販売機で買っておきましょう。

夏場は虫が多そうなので、虫除けスプレーも用意しておくのがベターです。

オクマプライベートビーチ&リゾートのメインコテージは家族旅行におすすめ【宿泊レポ】
オクマプライベートビーチ&リゾートのメインコテージは家族旅行におすすめ【宿泊レポ】沖縄県北部にある老舗のリゾート、オクマプライベートビーチ&リゾート。全室コテージタイプの客室・ビーチ・レストランなどまるっと紹介します。...

比地大滝のトレッキング体験レポ

比地大滝の入り口

5月上旬のくもりの日、8歳の息子と一緒に初トレッキングに挑戦してみました。まずは入り口で入場料を支払い、敷地内へ入場します。

入り口敷地内に入ってすぐのところには、キャンプ場とトイレがあります。

かっしー
かっしー
女子トイレは2つしかないのでプチ混雑が発生してました。観光シーズンには混み合うかもですね。
比地大滝のダム

準備が整ったらいよいよトレッキングのスタートです!キャンプ場から道なりに進んでいくと、まずは小さなダムが現れます。このダムは、台風や大雨の際に土砂流を防ぐためにつくられたそうです。

比地大滝の遊歩道

ダムの先は2つの遊歩道に分かれています。せっかくなので川沿いの道を選択。ゆるやかな坂道をのぼっていくと、徐々に道が細くなっていきます。

すぐにもう1本の遊歩道と合流するので、どちらの道を選んでも問題なさそうです。

川沿いコース

少し歩くと、「川沿いコース」と書かれた看板を見つけたので、右に進んでみました。

深さ数センチの浅い川が流れている砂利道で、数十メートルで川沿いコースは終了。急勾配の小さな坂道をロープをつたってのぼり、元の遊歩道へ戻ります。

比地大滝の階段

探検気分で楽しい!なんて思っていられたのもここまで。徐々に階段が多くなってきました。道は整備されているけれど、かなりのアップダウン。運動不足の体にはなかなかハードです。

比地大滝の吊り橋

遊歩道の中間地点に着くと、吊り橋が出てきました。橋の真下には比地川が流れる絶景ポイントです。

かっしー
かっしー
私は高所恐怖症なので早足で渡りましたが、写真撮影にぴったりですよ!笑

吊り橋の先には、トイレと休憩用のベンチがあり、休憩している人がいました。ここからさらに、急な階段の上り下りを繰り返します。

比地大滝の炭焼き跡

こちらは「炭焼き跡」です。この窯で炭を焼いて生計を立ててる人がいたんだとか。

炭焼き窯を過ぎると、もうすぐ比地大滝です。上流に向かうにつれ、川の幅が大きく流れも強くなってきます。最後の力をふり絞り、滝の目の前へ!

比地川と滝

こちらが比地大滝です。豊かな緑と岩の間から落ちてくる清流。滝壺へと落ちていく水の音に癒されます。

かっしー
かっしー
滝の目の前にある岩場やウッドデッキで休憩できますよ。

滝周辺のスペースはあまり広くないので、順番に休憩したり写真撮影したりしましょう。帰りは、来た道をそのまま戻って行きます。

絶景のニライカナイ橋!行き方や展望台についてわかりやすく紹介
絶景のニライカナイ橋!行き方や展望台についてわかりやすく紹介ニライカナイ橋は沖縄南部、南城市にあるドライブコース。 展望台付近に車を駐車して絶景フォトを撮ることができますよ。 遠くには神秘の島、久高島やコマカ島が見渡せます。行き方やポイントを詳しく解説しています。...

比地大滝はキャンプもできる

比地大滝のキャンプ場

比地大滝にはキャンプ場もあります。キャンプ場は予約制です。

ウッドデッキタイプのキャンプ台が14区画あり、持参したテントを設置します。シャワー・トイレ完備。売店はありませんが、事前に予約すれば、焼肉セットを用意してもらうことも可能です。

シャワーの利用時間は9時〜17時、10分以内200円です。

かっしー
かっしー
トレッキングしてキャンプして、自然の中で過ごす1日もいいですね!

利用料金:1張1泊につき2,000円・国頭村民は1,000円
チェックイン:13時〜17時
チェックアウト:12時まで
設備:炊事場・トイレ・シャワー・自販機
ごみ:持ち帰り
ペット:不可
※直火・ロケット花火禁止
BBQセットレンタル(グリル・網・トング):800円
焼肉セット/:(1人前)大人800円・子ども500円
木炭:650円

水納島
水納島観光パーフェクトガイド!行き方からビーチの設備まで徹底解説透明度の高い海で知られる水納島(みんなじま)。色とりどりの魚たちに出会えるマリンアクティビティのメッカです。水納島への行き方やビーチ、ランチ、ホテルまで詳しく解説します。...

比地大滝の基本情報

比地大滝の住所

所在地:沖縄県国頭郡国頭村 字比地781-1
※那覇空港より高速道路を利用して約1時間50分
入場料金:大人500円・子ども300円(小中学生)・幼児無料
※村民は大人100円・子ども50円
電話番号:0980-41-3636
入場時間:4月1日~10月31日 9時~16時(18時閉門)
冬季:11月1日~3月31日 9時~15時(17時30分閉門)
駐車場:無料駐車場あり

比地大滝の駐車場

比地大滝の駐車場

比地大滝には、第1・2・3駐車場合わせて約120台分の駐車スペースがあります。入場口前の駐車スペースは、キャンプ宿泊者用です。

かっしー
かっしー
管理人さんの指示に従って車を停めましょう。

比地大滝周辺の立ち寄りスポット

国頭村のグルメや特産品を楽しみたいなら、道の駅へ。やんばるの食材を使ったラーメンやスイーツを食べたり、ヤンバルクイナモチーフの雑貨を探したりできます。公園もあるので子ども連れにぴったりです。

道の駅ゆいゆい国頭
道の駅 ゆいゆい国頭は北部観光の休憩スポットにおすすめ!道の駅ゆいゆい国頭。レストラン・フードコート・観光案内所などがあって辺戸岬や大石林山を目指すのにちょうど良い休憩スポットです。 ...

トレッキングの後の食事には、国頭港食堂がおすすめです。おいしい海鮮料理が食べれる人気店で、定番の海鮮丼や天ぷらから、魚のカツ煮丼などさまざまなメニューを用意しています。

沖縄北部でランチするなら国頭港食堂
国頭港食堂は味もコスパも抜群!メニューや店内の雰囲気を紹介沖縄北部観光のときにおすすめなのが国頭港食堂のランチ!ボリュームたっぷりの海鮮定食が食べられ、観光客だけでなく地元民も多く来ます。辺戸岬や大石林山に行く前後にちょうど良い場所です。...
ABOUT ME
かっしー
海なし埼玉で生まれ育ち2019年4月に沖縄移住。好きなものは海とビール。趣味はカフェ巡り・家の間取り図を見ること。 沖縄トラベルのinstagramも更新中!

Related Posts