うるマルシェは、地元の農産物や海産物を中心に、沖縄各地の食材を取り扱う市場です。沖縄のローカルグルメを食べられるフードコートや、地元の食材がたっぷりのレストランもあります。
今回は、うるマルシェが大好きで毎月足を運ぶ県民ライターが、おすすめの商品、フードコート、レストランについて詳しく紹介します。
Contents
うるマルシェはおいしいもの天国
「生産者と買い手をつなぐこと」をコンセプトにしているうるマルシェには、うるま市を中心に沖縄県内各地の農家から届いた野菜がずらりと並んでいます。
国頭村産のスナックパイン、中城村産の島にんじん、津堅島産べにくりかぼちゃなど、沖縄ならではの農産物が豊富です。
野菜売り場の奥にある鮮魚コーナーには、、沖縄県近海で釣り上げた魚がたくさん。カラフルな魚が並ぶのも、沖縄ならではの光景です。
沖縄県産のトンボマグロや「ピタロー」の他にアオサ、ウミブドウなども売っています。
ピタローという魚は学名ハナフエダイ、沖縄ではバター焼きにして食べるのがメジャーです。
うるマルシェのおすすめグルメ
コスパ抜群なお弁当
うるマルシェでぜひチェックして欲しいのが、お弁当です。安くてボリュームたっぷりなお弁当がたくさん売っています。
写真はAランチ弁当です。沖縄の食堂では、肉料理や揚げ物を1つのプレートに盛り付けた「Aランチ」というメニューが存在します。
こちらのAランチ弁当は、ハンバーグと目玉焼き、エビフライ、フライドチキン、カツとガッツリメニューが山盛りです。
沖縄を代表するB級グルメ、タコスや沖縄おでん、ジャークチキンなどのお惣菜もたくさんあります。
ベーカリーコーナーのパン
うるマルシェ内のベーカリーコーナーにあるパンも、ユニークなメニューが多くおすすめです。
写真は沖縄そばパン。パートのエリカさんが考えたという、丼まで食べられる沖縄そばです。
そばの麺はうるま市石川の仲本製麺所の麺を使用。ちゃんとラフテーと紅生姜まで乗っていて本格的です。
沖縄ならではのスイーツ
うるマルシェでは、スイーツも地元食材をふんだんに使用しています。
ユニークな名前の「やきもちやき」は、素朴な餅菓子です。フレーバーは紅芋・田芋・ウコン・抹茶・プレーンの5種類で、中には餡子が入っています。
こちらの葉っぱの包みは、沖縄の伝統的なお菓子「鬼餅(ムーチー)」です。沖縄では、厄除けとして旧暦の12月8日に家の軒先にムーチーを吊るす文化がありました。現在は健康・長寿祈願の縁起物になっています。
月桃の葉の中には餅が入っていて、シナモンのような少しスパイシーな香りです。
お土産におすすめ!うるマルシェで買える加工品
うるまピクルス
うるマルシェでは、他のお土産屋さんにはないような加工品を豊富に用意しています。
「うるまピクルス」は、ゴーヤや島らっきょうなどの沖縄食材を使った手作りです。おしゃれなデザインなのでお土産に喜ばれるでしょう
CUP YAGI SOUP
こちらはカップのヤギ汁です。ヤギ汁はクセが強いイメージですが、「CUP YAGI SOUP」のヤギ肉はくさみが少なくて柔らかいんだそう。
味は3種類で、長命草・パクチー・よもぎ七味があります。価格はややお高めですが、レトルトなので日持ちがしますし、手軽に食べられます。
沖縄魚肉ソーセージ
「沖縄魚肉ソーセージ」は、太刀魚とイトヨリダイでつくられています。味は、島唐辛子とシークワーサーこしょうの2種類です。常温で6ヶ月持ちます。
大根ピクルス わさび漬け
そして、最後に沖縄トラベルのいち押しを紹介します。それがこちら、「大根ピクルス わさび漬け」です。沖縄の塩を使用した漬物で、鼻にツーンとくるわさびの辛さがたまりません。
うるまグルメを味わえるフードコート
うるまテラスは、うるま市ならではのおいしいものをたくさん食べられるフードコートです。
フードコートにあるのは6店舗。沖縄そばや沖縄天ぷら、タコス、ラーメン、ハンバーガー、たこ焼きなどが食べられます。
- おきなわすばやぁ太陽:沖縄そば店。骨汁850円(税込)
- Takeout専門 EST:もずくを使用したコロッケ、タコス、タコライスなどのお店
- 麺と飯ソウハチヤうるマルシェ店:沖縄市発の二郎系ラーメン店。特製豚ラーメン1,000円(税込)〜
- 勝連漁協のてんぷら屋:もずくを使った天ぷらや餃子のお店。もずく天ぷら1袋100円〜
- 沖縄イイダコ屋:まるごと1匹イイダコが入ったたこ焼きのお店。たこ焼きは1パック800円(税込)。
- Harvest Hamburger:素材の旨みを感じるグルメハンバーガーショップ
おすすめは、「おきなわすばやぁ太陽」の辛みそそばです。つるんとした麺とコクがあるスープに辛みそがよく合います。
コスパ抜群!うるマルシェのレストラン
うるマルシェのフードコート・第1駐車場の横には「うるま市民食堂」があります。うるま市民食堂は、うるま市で採れた食材を中心に使用した料理が食べられるレストランです。
ハーフビュッフェスタイルで、すべての定食にサラダバー・ソフトドリンクバーが付いています。
- 日替わりカジキのバター焼き定食 1,273円
- やわらか三枚肉そば 1,137円
- 沖縄県産アグー豚わらじ豚カツ定食 1,050円
- イカスミ汁定食 1,320円
- マグロのお刺身盛り 時価
- お子様ランチプレート 780円
ビュッフェの内容は、サラダとスープ、ごはん、惣菜、酢の物、デザートと盛りだくさんです。ビュッフェだけでの利用も可能で、大人は480円、子ども300円、小学生以下は無料になります。
うるマルシェの基本情報
所在地:沖縄県うるま市字前原183−2
※那覇空港から車で約1時間
電話番号:098-923-3911(代表)
定休日:不定休
駐車場:無料駐車場あり
【営業時間】
農水産直売所:9時〜20時
フードコート:11時〜18時30分(店舗によって異なる場合があります。)
うるま市民食堂:11時〜16時(土日は〜17時・水曜定休)